団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

築地市場は健在でした😊

【豊洲移転で築地市場はどうなったか】

   気になっていましたが、築地市場は健在でした。

 

 毎日出勤するわけではない私も、昨日は仕事納めなので顔を出しました。明日から正月休みに入り、しばし仕事から解放されるということで、職場のスタッフの顔は晴れやかでした。

 

 早めに職場への挨拶を済ませ、築地に向かいました。

 

 そんなに大したものを買うわけではありませんが、年末の築地への買い出しは恒例行事になっています。

 

 築地市場が10月に移転し、利用客が豊洲市場に流れていると思っている人がいるのかもしれませんが、例年の年末通り、多くの買い物客でごった返していました。

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【豊洲市場では魚介類の買い物はできない】

 10月の豊洲市場のオープン後に見学に行って分かっていたことなのですが、実は豊洲市場では、一般客は魚介類を買い求めることができないのです。

 

 豊洲で買い物ができるのは、物販売場とよばれるところで、仲卸棟の4階部分です。物販売り場では、包丁などの道具や卵焼き、野菜といったように、プロが魚の買い出しをするついでに立ち寄って買う者が売られています。

 

 そして、その物販売り場では一般客の買い物も正式に認められています。

 

 しかし、私達が年末に欲しいお正月用の魚介類は、買うことができません。

 

 ただ築地で人気があった飲食店が沢山移って来ていて、どこも長い列を作っています。

 

【築地市場は賑わっていました】

 

 築地に着くと、市場は年末の買い物客だけでなく、相変わらず海外観光客も沢山来ていました。彼らはこのまま日本で年を越すのでしょうか😊。

 

 相変わらずの混雑ぶりに、数の子、鰻、酢ダコ、ちりめん、キクラゲなどを買って速やかに退散しました。

 

【プロの買出し人の市場へと変貌】

 外国人観光客や一般客も相変わらず多いことは分かったのですが、セリをする市場としての機能は豊洲に移ったものの、飲食店を営むようなプロの買出し人からも現在の築地は評判が良いようです。

 

 「これまでと変わらず買い物ができるし、豊洲に行くより近くて便利」といった声や、「コンパクトになった分、買い出し時間が短縮できてむしろ助かっている」といった声も多いそうです。

 

 また、築地場外市場でプロ向けのお店を営む事業者に市場移転後の経営状況を聞くと、「以前とほとんど変わらない」といった声が多く返ってきます。

 

 事業者は、これからの築地は「仲買人が集う場所」といったコンセプトを固めようとしているようです。

 

 プロを相手にするお店以外でも、一般客も買い物ができ、飲食も楽しめますから、依然として多くの人達が築地を訪れているのです。

 

 

 

一人っきりのクリスマスは嫌いですか?

【クリスマス狂騒曲?】

  今日はクリスマスです。昨日までの3連休は街中に出てみると、どこもかしこも人だらけで、何を買うにも、何か食べようとしても行列をつくっています。

 

 あまりの混雑ぶりに、最低限の買い物を済ませて、逃げるように家路につきました😊。

 

 帰り道の道路も大渋滞、いつもの倍の時間をかけてようやく帰宅しました。

 

 改めて振り返ってみると、結婚して子供が生まれてからというもの、プレゼントを探すのに奔走したり、ケーキを買い求めたりと、クリスマスは一大イベントでした。

 

【一人っきりのクリスマスは嫌いですか?】

  私も独身時代に、クリスマスが近づくと、一緒に過ごす相手がいないことに寂しさを感じた時期もありました。

 

 同様に今の若い方々の中にも、同様の気持ちを抱いている方もいるのかも知れませんね😊。

 

 でもこれは一過性の孤独感で、私の昔の経験を思い出しても、クリスマスイブを過ぎるとケロッと治り、年末の慌ただしさに突入していったものでした。

 

 

【ひとりでいるのは恥ずかしい?】

 クリスマスイブに限らず、最近は外に出て一人で行動することが、恥ずかしい又は苦手と感じる若者が多いと聞きます。

 

   そういえば大学のキャンパスでも、一人っきりで昼食を食べられない学生が、少なからずいるようですね。ぽつんと一人っきりでいることが恥ずかしいことのように感じるのでしょうか。

 

  学食に「ぼっち席」というものを大学側が設けている例もあるそうです。ひとりでメシを喰うために、大学側が設けたひとり用の席です。左右が半透明のプラスチック板などでさえぎられ、よく解釈すればプライバシーが保たれているのです。

 

 また便メシ(個室トイレの中で弁当を食べること)という言葉まであるそうですから、呆れるばかりです。

 

 ひとりでメシを食べている姿を「他人から見られること」が苦痛らしいのです。

 

 この感覚は、私には理解できませんが、一人で行動することに、もっと慣れていく必要があるのではないでしょうか。

 

【一人でいることを楽しもう】

 社会に出たら、誰も助けてくれない中で、自分一人で決めて行動しなければならないのです。

 

 クリスマスイブを誰かと楽しく過ごしたとしても、最後は結局一人なのですから、一人ぼっちの時間を工夫して楽しめばよいのです。

 

 結局、誰かと一緒にいようがいまいが、最後は自分はひとりなのです。

 

 例えば、自分の関心ごとに一人没頭している大人や、自分のペースで「ひとり酒」を楽しんでいるといったシーンに巡り合うと、男がひとりでいる姿はカッコいいなと思ったりします😊。

 

 

 

鼻くそは、ほじくるな?!

【年を取ったら鼻くそほじり厳禁】

  先日、本屋で何気なく雑誌をめくっていたら、「年を取ったら鼻くそは、ほじくってはいけない」という記事を目にしました。

 

 年を取ると免疫力が低下しているので、鼻くそをほじくっている指から、様々な菌やウイルスが鼻の中に侵入し、呼吸することで肺に達し、それがもとで肺炎になる可能性があるというのです。

 

 

【鼻くそはどうしてできる?】

  空気中のホコリなどが鼻に吸い込まれ、鼻の粘膜や鼻毛に貼り付いてできた塊が鼻くそです。

 

 ホコリのほかに、微生物やダニやウイルスなどが混ざってできた鼻水も、乾燥するとやがて鼻くそになるそうです。

 

 鼻くそは空気の悪い所にいることでたまりやすくなります。

 

 部屋の掃除をしていなかったり、排気ガスなどの多い道を通ったりすることが多い人は、普段から鼻くそがたまりやすい状況と言えるでしょう。

 

 部屋を清潔にしたり、空気の悪いところではマスクをするなど、鼻くそがたまりにくい環境にすることが大事なのですね。

 

 私はマスクをすると息苦しいものですから、マスクはめったにしません。それで鼻くそがたまりやすいのかも知れませんね😊。

 

【鼻をいじりすぎてはいけない】

  これからの冬場は乾燥していますから、鼻くそができやすい時期です。

 

 それでつい無意識に鼻に手が行ってしまいます。鼻くそが固まっているのが気になるのです。

 

 しかし鼻をいじりすぎると、鼻の穴の入口付近の皮脂腺から出される分泌液が増えて、鼻くそができる原因につながるのだとも言います。

 

【鼻の穴の掃除をしよう】

  ついつい鼻に手が行ってしまう習慣を改めなければと思っています。


 鼻が気にならないようにするためには、鼻の中の掃除が大事になってきます。

 

 私の場合は、朝洗顔したり、歯磨きをする時などに、ティッシュで鼻をかんだ後、ティッシュを丸めて鼻の穴に突っ込み、グルっとまわして鼻くそなどを取っています😊。

 

 しかしおすすめは綿棒を使った掃除のようです。鼻の穴の入り口から1cm以内を綿棒でなぞるだけで十分鼻掃除ができるといいます。

 

【風邪ウイルスも鼻から】

  さらに効果的なのは、鼻うがいです。専用の洗浄液で鼻くその原因になる汚れを落とすことができるそうなのでお勧めです。

 

 普段鼻呼吸をしている人は、インフルエンザや風邪のウイルスは、6割が鼻から侵入するといいますから、風邪予防のためにも「口うがい」に加えて、「鼻うがい」をすることが予防には効果あるようです。

 

 鼻の穴を清潔に保って、鼻くそをためないようにしなくちゃね😊。

 

 

 

 

 

ショートステイの効用

【ショートステイという有り難いサービス】

  ショートステイとは数日間、専門施設に介護をお任せできるサービスです。

 

 在宅介護中の冠婚葬祭や旅行の時や、介護者の介護疲れを防ぐために利用することができます。

 

 これは普段介護をする者にとって、本当に有難いサービスなのです。

 

 

【怪我の功名?】

   義母が階段を踏み外して、痛がっているとの連絡がありました。

 

  デイサービスの施設内での出来事で、施設側がすぐ病院に連れて行ってくれて、検査をした結果足首にヒビが入っていることが分かりました。

 

  それから3日ほどは、家内が付きっ切りで世話をしていましたが、家で世話をし続けるのは大変ということで、ショートステイを利用することになりました。

 

  当初は一週間の預かりの予定だったのですが、連絡がきて、何と3カ月預かってくれるといいます。丁度部屋に空きが出たようなのです。

 

  これまでも2〜3日のショートステイは利用したことがあったのですが、3カ月というもはやショートとはいえない期間は初めてです。

 

  ショートステイを利用し始めた最初の頃は、「なぜ泊まり込みで、行かなければならないの?」と行くのを嫌がっていましたが、何度か経験するうちに少し慣れてきたようです。

 

  特に今回は足の怪我で、義母本人も不自由さを感じていましたので、さほど抵抗することもなく受け入れてくれました。

 

  ショートステイを始めて2日も経った頃、寒がっていないかと家内が心配し、衣類を持って様子を見に行きました。すると施設の中は温度管理が徹底していて、とても快適だったそうです。

 

 家にいるより安心だと、家内も喜んでいます。タイミングもよく、これから3カ月というと、一番寒い時期を施設で過ごすことができるわけですから、その意味でも幸運でした😊。

 

【3ヶ月の長期間は無理?】

 ただその後分かったのですが、デイサービスは連続しての利用は30日までと定められているようです。

 

 そうなると3ヶ月預かってもらうというのは無理なわけです。

 

 したがって30日経つと、一旦は家に戻らなければならないわけですが、何日か後に再び預かってもらうという形をとるのだといいます。

 

【長く預けるのも考えもの?】

 ショートステイが始まってから一週間が経ち、怪我の治療経過を病院に行き、診てもらったところ、順調な経過をたどっているとのこと。

 

 家内がそのことをケアマネージャーに報告をすると、「それであれば、2ヶ月くらいで家に戻ったほうがいいですよ、痴呆が進んでしまう恐れもありますからね」と言われたそうです。

 

 世話をする側にとっては、3ヶ月という期間預かってもらうのは有難いのですが、本人のことを考えるとむやみに長く預けるのも考えものなのですね😊。

 

 

在宅ワークの普及と仲間との絆

【忘年会真っ盛り】

   一昨日(金曜日)は各職場の忘年会がピークを迎えたものと思われます。

 

 我が家の娘も職場の忘年会で朝帰りです、早朝5時に帰ってきました😊。
聞くとタクシーを捕まえるのに手間取ったとのこと、バブル当時以来、久しぶりに聞くフレーズです。

 

 景気は本当に良くなっているのでしょうか。

 

  そういえば海外には忘年会というものはあるのでしょうか?あまり聞いたことがありません。

 

  以前、何人かの欧米のビジネスマンに聞いたことがありますが、忘年会に限らず、職場の人と仕事帰りに外で飲むことはほとんどなく、家に招待してホームパーティ形式をとることが多いといいます。

 

  日本でも、最近では若い社員が上司と一緒に飲みたがらないと聞きますが、さすがに忘年会にだけは参加するようです。

 

  そういう風潮が定着しているせいか、忘年会では中間管理職が上と下両方に気遣いして大変なのだと聞いたことがあります😊。

 

 盛り上がるか否かはともかくとして、運命共同体のメンバー同士が絆を確かめ合うといった意味が忘年会にはあるのでしょうか。

 

 

【あまり普及しなかった在宅ワーク】

  総務省では20年くらい前から、在宅ワークの普及に力を注いできました。


通勤の時間短縮やコストの低減といった事業運営コストの削減を図ることができますし、社員にとってはワークライフバランスの実現といったメリットがあります。

 

 ところが、当時はあまりうまくいきませんでした。

 

  お付き合いのあった某企業の人事スタッフに聞いた話です。
ICTが今ほど普及していなかった当時は、在宅ワークをする社員とのやり取りに課題が多かったそうです。

 

 しかし何といっても社員の声で多かったのは、出社して職場の仲間の顔を見て、雑談も含めて直接仕事の話をすることが、彼らの希望だったと言うのです。

 

【在宅ワークの普及と仲間との絆】

   ICTの普及とともに、当時の課題だったことが解決できるようになりました。

 

 テレワークという言葉があります。
テレワークとは、ICTを活用した、場所や時間を有効に活用できる働き方のことです。

 

 テレワークには、会社に出社せず自宅で仕事をする在宅ワークだけでなく、外出先で空き時間に仕事をするなどのモバイルワークや、本来勤務しているオフィスとは別のオフィスで仕事を行うサテライトオフィス勤務なども含まれています。

 

  総務省の「平成29年通信利用動向調査」によると、2017年の企業におけるテレワークの導入率は13.9%でした。

 

  企業の従業者規模別にテレワークの導入率を比較すると、従業員数300人以上の企業では23.0%、300人未満の企業では10.2%と、従業員数の多い企業ほど導入が進んでいることが分かります。



 テレワーク導入済みの企業のうち、在宅勤務を導入している企業は29.9%、モバイルワークを導入している企業は56.4%、サテライトオフィスの導入率は12.1%と、モバイルワークの導入率が最も高く、在宅勤務やサテライトオフィスはテレワークを導入している企業の中で見ても半数以下の導入率となっています。

 

   セキュリティ対策など、まだ残された課題はあるのでしょうが、社員が一か所に集まって、お互いの顔を見ながら仕事をする形から、バラバラに分散して業務を推進していくスタイルが、これからもっと浸透していくのかも知れません。

 

 そうなって行けばいくほど、節目節目に社員が集まって、直接コミュニケーションを取る機会は、貴重なものになっていくことでしょう。

 

 忘年会もその一つなのでしょうね😊。

 

電気を使わない生活

【電力会社との契約解除】

  先日東京の立川市の団地で生活しているのに、電力会社の契約を打ち切って、電力料金のかからない生活をしている女性のことを知りました。

 

  夏の暑い日は、ベランダと部屋の間に水が入った袋をぶら下げて、一滴ずつ💧水が垂れるようにして、落ちた水が蒸発する際の気化熱で部屋の温度を下げるようにしたり、電気を必要とする時は、自転車を漕いで発電し、バッテリーに蓄電したものを利用しています。

 

  自転車を漕ぐことで、運動にもなり一石二鳥なのだそうです😊。

 

  食事の支度は外に出て、アルミの反射板で太陽の熱を集めご飯を炊いたり、透明な筒の内側に薄い銅板を貼り付けたものに、水と味噌と具材を入れて、しばらく日に晒しておけば、味噌汁が出来上がります。

 

 

【都会生活でも電気を使わない生活が可能】

  人里離れた山奥でというなら何となく納得できますが、東京という大都会でこのような生活している人がいるのに、新鮮な驚きを覚えました。

 

  東日本大震災をきっかけに、電気を必要としない生活をすることを思い立ち、独学で第1種電気工事技術者の資格を取り、今に至る生活スタイルを磨き上げてきたようです。

 

  電化製品に囲まれて、電気を使った便利な生活を当たり前のこととして日々を送っている私にとっては、ちょっとしたカルチャーショックでした。


  電気をなるべく使わず、自然の恵みを有効に利用した生活は、今後ますます深刻な問題を引き起こすであろう地球環境を考えると、参考にすべき点が多々あります。

 

【現代技術を拒否するアーミッシュ】

   アーミッシュとは、米国やカナダに約20万人ほどいると言われる、ドイツ系移民を主とした宗教集団の人々です。移民当時の生活様式を守ることを主義とし、昔ながらの生活をしています。

 

 アーミッシュのコミュニティには電線や電柱はありません。家に電気を引いていないのです。彼らは自分たちの信仰生活に反すると判断した現代技術を拒否しているのです。

 

 世界にはこんな生活をしている人達もいるんですね😊。

 

【自分にも電気を使わない生活できるかな】

  考えてみれば、日本もつい200年ほど前の江戸時代までは、電気を使わず生活していたわけですから、電気がなければ生活ができないと考えてしまうのは現代人の思い込みなのかも知れません。

 

 家電を使わず、古き良きものに出会い、自分の技術や感覚を向上させること。できないことをあげつらってやらないのではなく、できることを見つけてやってみて、しかもそれを楽しむという考え方、発想が大事なのだといいます。

 

 例えばテレビを見ない生活をすると、家で静かに考える時間を増やすことになるのかも知れません。

 

 しかし、ここでハタと気付きました。電気を使わないということになると、今書いているブログもこれから書けなくなることを…。

 

 さあ、どうしよう😢。

 

 

 

 

 

「水」と「安全」がタダの国、日本?!

【水への認識】

   かつてイザヤ・べンダサンが、その著「日本人とユダヤ人」(1971.9.30発刊)の中で、「日本人は水と安全はタダだと思っている。」と述べ話題になりました。

 

 当時学生だった私は、仲間たちと「イザヤ・べンダサンって何者?」「いざや、便出さん? ふざけた名前だよね」などと笑いあった記憶があります。

 

 あとで分かったことですが、イザヤ・べンダサンとは山本七平さん(山本書店店主・著述家)のペンネームだったようです。

 

 それはともかくとして時代は変わって、水と安全への認識も、当時とは少し変わってきているのかも知れませんが、まだまだ平均的日本人は、水も安全もそうコストをかけずに手に入れることが出来る、と思っているのではないでしょうか。

 

 ほとんどの家庭では、安全な水を蛇口をひねるだけで手に入れることができます。

 

 日本人の私達にとっては当たり前のことなので、水に対して特に意識せず使い続けているのが現状です。

 

 我が家の娘などは、毎朝温かい湯になるまで洗面所の水を勢いよく出し続けています😢。

 

 

【水道料金は高くなってきた】

しかし水道事情も変化しつつあります。

 

 人口減少が進み、供給する水道管の老朽化・劣化が進んでいる地域などは、一軒当たりの水道料金が非常に高くなっています。

 

 もはや水がタダで手に入るなどと言っている場合ではありません。

 

 12月6日に改正水道法が衆議院を通過しました。
水道事業を民間に運営権を与える道を開こうとするものです。

 

 しかし、いかに民間のノウハウを導入するといっても、人口減と水道管更新という二重苦を抱える水道事業の立て直しは容易ではないと思います。

 

【安全確保にお金が要る】

 今日では、世界的にテロの脅威に晒される時代となり、日本もその例外ではなくなりましたが、まだまだ諸外国に比べたら、安全がある程度確保できているのかも知れません。

 

 以前ユダヤ人のビジネスマンは、色々な国で宿泊する際は、必ず五つ星(ヨーロッパ)とか六つ星(アジア)の最高ランクのホテルを選ぶと聞いたことがあります。

 

 身の安全を確保するため、セキュリティにお金をかけているのです。

 

 日本は比較的安全な国だといわれても、彼らは来日したら最高級のホテルに宿泊することでしょう。

 

 日本人も安全なことが当たり前といった意識から、そろそろ卒業しなければならない段階にきているのではないでしょうか。

 

 安全な国といわれ安穏としていると、テロリストや犯罪集団の標的になりかねないのです。

 

 来たる2020年の東京オリンピック開催を前にして、テロ対策等も準備が進められていますが、今回のセキュリティ対策の経験を活かして、日本をより安全で住みやすい国にしていきたいものです。