団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

ピカピカの☆社会人☆一年生

【新社会人応援CM】

  森永製菓が小学館とコラボし、児童学習雑誌「小学一年生」のお馴染みのCMをオマージュし、新たな歌詞「ピッカピカの☆社会人☆一年生」を加えた限定TVCMを放映しています。

 

 このCM動画では、社会人一年生となる群馬の幼なじみの男性2人や、実家の青森を離れ東京のコンサルティング会社で働くことになった女性の「希望に満ちた、これからの抱負」が元気いっぱいに語られます。女性の背後に控えるおじいちゃんが、「コンヒャルテング?」と聞き返すのが何とも微笑ましく、思わず笑ってしまいました。

 

 

【新入社員研修の時期】

  昨日の朝も最寄り駅近くの広場で新社会人とおぼしき一団が整列して体育座りで待機していました。

 

 新入社員の集団が研修会場に向かってゾロゾロと移動して行く姿は、この時期の風物詩です。おもわず頑張れ!っと声をかけたくなります。


 以前新入社員研修の時期になると、応援に駆り出されて、携わった経験があるので、懐かしさがこみ上げてきます。

 

 緊張して熱心に講師の話を聞く姿が思い出されます😊。

【新入社員研修の変化】

 入社後の新入社員の研修は、ほとんどの企業が実施しています。

 

 大手の企業は自前で研修プログラムを組み立てて実施していますが、中小企業の場合は専門のスタッフをおけないこともあり、研修実施会社などに新入社員を派遣して研修を受けさせています。

 

 社会人としての基本知識、マナー、コミュニケーションのしかた等が定番のテーマですが、時代の変化とともに、内容も少しずつ変わってきているようです。

 

 以前は研修講師の方からの一方的な情報提供型が中心でしたが、段々と新入社員に課題を与えて自ら考え、解決に向けて試行錯誤させる演習やワークショップスタイルが増えてきました。

 

 講師から話を聞くだけなら、聞いているふりをしてやり過ごすこともできましたが、自ら考え行動しなければ前に進まないプログラムだと新入社員も必死で取り組まなければなりません。

 

 がんばれ!新社会人😊。

 

 

 

せまい日本そんなに急いでどこへ行く?

【懐かしい交通標語】

「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」

 

 昔こんな交通安全運動の標語があったのを思い出しました。

 

 若い人は知らないかもしれませんが、この交通標語が生まれたのは1973(昭和48)年。その年の全国交通安全運動の標語募集で総理大臣賞を受けた標語です。

 

【増えているエスカレーターの転倒事故】

   道路上での安全とは異なりますが、いつの頃からかエスカレーターの片側は急いでいる人達に開けるということが慣習化しています。

 

  しかし最近エスカレーターでの転倒事故が相次ぎ、JR東日本などでは「エスカレーター歩行禁止」キャンペーンを始めました。

 

  私も以前仕事で急いでいる時などに、エスカレーターを駆け上がったこともありました。

スリムアップスリムシェイク 10食

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【障がい者への配慮】

   事故防止もさることながら、身体に障がいを抱えている方々の中に、右側のベルトにつかまっての移動が必要な人がいることが認識されるようになってきました。

 

  東京オリンピック2020では、海外からそのような障がいを抱える対象者がたくさん日本を訪れることが予想されます。

 

  そうなると今のうちからエスカレーターの歩行禁止を徹底させておかないと、新たな問題も引き起こすかもしれません。

 

  急ぐ人には階段を利用してもらい、エスカレーターは歩かず利用することが浸透していくには、抵抗を覚える人達の意識を変えてもらう必要がありそうです。

 

【そんなに急いでも…】

  特にビジネス街などでは、皆さんがセカセカと足早に移動しています。一刻も早く目的の場所に移動しようとして…。

 

 でもそんなことよりも、落ち着いて心に余裕を持たせてじっくり思考することの方が大事なのではないでしょうか?

 

 セカセカ移動して仕事をして頑張っても、日本の生産性は主要先進国7ヶ国
最下位なのですから😊。

 

 

 

 

 

人と野生動物の共生

【人と動物は共生してきた】

   日本の国土の約7割(66%)は森林です。

 

 森林の中では多くの動物が生息しています。

 

 時折やってくる人間の目を逃れるように生きてきました。

 

【農作物被害が深刻化】

  しかし近年、イノシシや鹿、サルなどの生息数が増え、餌を求めて里に降りてきて農作物を食い荒らす被害が深刻化しています。

 

 そのため被害のある地元自治体や住人は、里山整備や耕作放棄地の解消に取り組んで、野生鳥獣の生息地と農地や集落との間に緩衝地帯を設けようとしています。

 

 人と野生鳥獣とのすみ分けの試みです。

 

 しかし急速に進んでいる過疎化・高齢化が、緩衝地帯として機能してきた里山の荒廃を加速しています。

 

 私の実家でも毎年父が、狭い畑を耕して野菜類を育てるのを楽しみに生きてきましたが、収穫時期になるとサルや鹿がやってきて食い荒らしていきます。

 

 先日父に会ったら、「今年は野菜を植え育てても、どうせサルに食われてしまうから、やる気がおきない」と嘆いていました。

 

 猟銃で威嚇して、山に追いやろうともしているようですが、猟銃を使いこなしてきた人達が高齢化で引退してしまい、後継者も簡単には見つからないのが現状だといいます。

 

 

【狸たちの悲哀】

  昨夜放映された「平成狸合戦ポンポコ」を20年ぶりくらいに、懐かしく見ました。

 

 狸達の棲み処だった山を、人間が自分達が住むために伐採し、大規模なニュータウンを作ろうとするのに、果敢に抵抗し奮闘する様が面白おかしく描かれています。

 

 舞台となったのは多摩ニュータウン、私の友人・知人も何人か住み続けています。

 

 しかし初期に開発されたエリアにおいては高齢化がすすみ、昭和46年に入居が始まった諏訪・永山地区では今後人口の32%が減少すると予想されています。

 

 居住面積の狭い集合住宅の建て替えなども検討されていますが、課題も多いようです。

 

 もはや狸たちが戻ってこれる場所にならないことは間違いないでしょう…。

 

 

 

平成時代にやめたこと

【バブルの崩壊】

 まもなく平成の時代が終わります。そこで平成の31年間で自分がやめたことを振り返りました。

 

 バブルの余韻がまだ残っていた平成の幕開けでしたが、平成3(1991年)にはバブルがはじけました。

 

 それからは長い間経済が低迷し、有名な企業がいくつも倒産しました。


 私の勤めていた場所には、いくつもの金融機関がありましたが、ほとんどが傾いてしまい、別名「倒産通り」などと陰口をたたいたものでした😊。

 

 

 

【私がやめたこと】

 まず早々にやめたのは「ゴルフ」です。

 

 とはいっても友人や会社の人のしつこい勧めもあって始めたのですが、あまり私の性に合わず、誘いも断るようになりました。

 

 次は「飲みに行く回数」です。

 

 これは完全にやめるわけにいかず、最小限に留めたのです。

 

 それに付随して「カラオケ」です。

 最初の店で飲んだ後、カラオケスナックに行くのが習慣になっていましたので、飲む回数とともに減っていきました。

 

【物欲離れ】

 平成の「あまりお金を使わなくなった時代」といわれます。

 

 欲しいものがないという「物欲離れ」が進んだとも…。

 

 若い人が車離れをし、子供たちもおこずかいを欲しがらなくなったようです。

 

 お年玉をもらっても、使い道は「まず貯金」だそうです。長い人生、将来が不安だから貯めておくという子もいます。

 

 そういえば、100歳を超えたキンさんギンさんが、テレビに出て出演料をもらった時のこと、使い道を聞かれると「老後のために貯めておきます」と答えたことを思い出します😊。

 

【やめてほしくないこと】

 池上彰のニュースそうだったのか!(テレビ朝日)の独自アンケート、「平成時代にやめたこと・減ったこと」のベスト10をみると、

 

1位:タバコ 2位:新聞 3位:ギャンブル 4位:ゴルフ 5位:恋愛
6位:車 7位:ゲーム 8位:結婚 9位:カラオケ 10位:お酒

 

 納得できる項目が多いのですが、気になったのは「結婚」と「恋愛」です。

 

 経済的事情などで、結婚にまで漕ぎ着けられないのは分かるとしても、恋愛そのものをしなくなるというのは大いに問題です。

 

 若者よ!多少傷つくことがあっても、恋することはあきらめないで下さい!

 

 

 

 

新入社員を育てよう!

【今日は入社式】

 今日から新年度がスタートします。また今日は、新元号も発表される特別な日です。

 

 新しく社会人になり、初出勤をした人達はさぞ緊張した1日を過ごしていることでしょう。

 私の甥も今朝張り切って出かけて行ったようです😊。

 

 

【あっさり辞めてしまう若者】

 最近ではせっかく入社しても、あっさり辞めてしまう若者が一定程度出るのが当たり前の風潮になってしまっています。

 

「3日・3月・3年」と言います。

 

まず3日持つか、その後3カ月持つか、そして3年持ち堪えるかが目安になると言われます。

 

 私が社会人になった頃は、「まず3年間は口ごたえせずに、頑張ってみろ!」などと上司に言われたものですが、いまそんなことを言う管理者はどのくらいいるのでしょう😊。

 

【体質を敏感に嗅ぎ取る若者】

 古い体質の会社や職場は、これまでの価値観を若い社員に押し付けようとする傾向がありますが、新入社員はしばらくいると、そういう体質を敏感に嗅ぎ取ってしまいます。

 

 組織は新メンバーが加入することにより、新たな活力を生み出すのが理想の姿です。

 

 指示待ち族の新入社員が目立つなど上司・先輩社員の嘆きの声を聞くことがありますが、まだまだ目が離せない若い社員を、しっかり見守り続け指導し続けることで、自分も成長するのだという気概を持って新入社員を育ててほしいと願っています。

 

 新入社員を育てることのできる組織と、新入社員を育てきれずに腐らせたり、退職に追いやる組織とでは組織力・企業力に圧倒的な差ができるのですから…😊。

 

 

対話重視の授業がはじまる

【対話的学び】

  昔アメリカを訪れたときに、日本の小学校にあたるエレメンタリースクール(elementary school)を見学する機会がありました。

 

  どんな授業をするのだろうと興味津々で教室に入ると、ファシリテーター役の教師のもと子供達が元気よく手を挙げ、自分の意見を堂々と披露し合っています。

 

  私はちょっとしたカルチャーショックを受けました。日本でこんな授業を行っている小学生が、どれだけあるのだろうかと。

 

  あれから幾多の月日が過ぎた今、日本でも対話を重視した授業へと移行する動きが出て来ました。

 

  2020年度から日本全国で使われる教科書に、児童の話し合いや意見発表を重視した「主体的・対話的で深い学び」(アクティブラーニング)が全教科で登場するといいます。

 

 

【アクティブラーニング】

  物事を深く掘り下げて考え、学び合う授業はとても大事です。

 

  企業の社員教育では、講師が一方的に話して情報を伝えるのではなく、テーマを投げかけた後は、ワークショップやグループ討議などでメンバー同士が議論を戦わせるという流れが主流になっています。

 

  考え意見を述べあうプロセスの中から、それまで見えていなかったものが見えてくることを期待するからです。

 

【指導できる人材の養成が鍵?】

  企業の社員教育研修の際には、プロの講師やファシリテーターを外部から招聘するのが一般的です。

 

 しかし全国に22,000ある小学校に、アクティブラーニングを指導できる外部人材を配置するなどは不可能です。

 

 新指導要領に沿って小学校の先生方が、いかに指導できるかが鍵となるでしょう。

 

 また教科書のページ数もさらに増えるらしいですから、ランドセルがさらに重くなり、小学生にとっては大変なことでしょう😊。

 

日の出とともに起き、日の入りとともに休む生活

【共同浴場が社交場】

  山深い所にある実家の親の様子を見に行きました。一段と老いが進んできた両親に、心配が募ります。

 

 寒の戻りで冬に逆戻りの天候に震え上がりました。

 

  両親の生活サイクルは、まだ日の高い午後3時頃にはお風呂に向かいます。各町内に温泉の共同浴場があるのです。

 

 浴場には近所の年寄りが入りに来ていて、湯に浸かりながら四方山話に花が咲いています。

 

  家にこもりがちな高齢者にとっては、1日の中で唯一の社交の場なのです。

 

 湯に浸かりながら出て来る話で、ご近所の様子がわかります。ほとんどの話題が病気や体調の話なのですが…😊。

 

 お風呂から戻ると、夕飯の支度に取り掛かり、5時には夕飯を食べ6時には寝てしまうという生活サイクルです。

 

 

【日の入りとともに寝る生活】

   原始時代の人類は「日の出とともに起き、日の入りとともに休む」生活をしていたと言いますが、まさにそのような生活をしているのです。

 

  私が帰省した時には、さすがに父親は8時くらいまで私の相手をしてくれます。

 

  翌朝起きると、3月下旬になるというのに雪が降っているのにはビックリ‼

 

 南関東以西では、そろそろ花見の準備とばかりに盛り上がっているというのに😢。

 

  帰りの足が心配になってしまいましたが、2時間もすると小止みになり始めホッと一安心です。裏庭に回ってみると、雪にもめげずにフキノトウが土をかき分け顔をだしていました。

 

 花見はまだずっと先になりそうですが、一足遅い春が近づいています。

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3月24日撮影