【懐かしい交通標語】
「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」
昔こんな交通安全運動の標語があったのを思い出しました。
若い人は知らないかもしれませんが、この交通標語が生まれたのは1973(昭和48)年。その年の全国交通安全運動の標語募集で総理大臣賞を受けた標語です。
【増えているエスカレーターの転倒事故】
道路上での安全とは異なりますが、いつの頃からかエスカレーターの片側は急いでいる人達に開けるということが慣習化しています。
しかし最近エスカレーターでの転倒事故が相次ぎ、JR東日本などでは「エスカレーター歩行禁止」キャンペーンを始めました。
私も以前仕事で急いでいる時などに、エスカレーターを駆け上がったこともありました。
【障がい者への配慮】
事故防止もさることながら、身体に障がいを抱えている方々の中に、右側のベルトにつかまっての移動が必要な人がいることが認識されるようになってきました。
東京オリンピック2020では、海外からそのような障がいを抱える対象者がたくさん日本を訪れることが予想されます。
そうなると今のうちからエスカレーターの歩行禁止を徹底させておかないと、新たな問題も引き起こすかもしれません。
急ぐ人には階段を利用してもらい、エスカレーターは歩かず利用することが浸透していくには、抵抗を覚える人達の意識を変えてもらう必要がありそうです。
【そんなに急いでも…】
特にビジネス街などでは、皆さんがセカセカと足早に移動しています。一刻も早く目的の場所に移動しようとして…。
でもそんなことよりも、落ち着いて心に余裕を持たせてじっくり思考することの方が大事なのではないでしょうか?
セカセカ移動して仕事をして頑張っても、日本の生産性は主要先進国7ヶ国
最下位なのですから😊。