【いよいよレジ袋が有料化】
スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで、買ったものを包装するレジ袋がこの7月から全面有料化になるということで、私が買い物をする店のほとんどが、すでにレジ袋が有料になりました。
大手スーパーは随分前から有料化されていましたから、それを受けて我が家でもエコバックを持ち歩くようになりました。
しかしナマモノなどを直接エコバックに入れるのは抵抗があるので、レジを済ませた後に、包装用テーブルに備えてあるポリ袋に入れて持ち帰ります。
【ゴミの分別に重宝していたレジ袋】
これまでの我が家のレジ袋の役割は、生ごみを一旦レジ袋に入れ、ベランダのごみ箱に入れる、ペットボトルや瓶、缶、スプレー缶、乾電池などを分けて、ゴミの日までレジ袋に入れて保管する、などとゴミの保管・管理に重宝して利用していました。
ゴミの日は、朝、妻が保管していたゴミの入ったレジ袋を玄関先まで運び、私が散歩に行くついでに、ゴミ収集場所まで運ぶというのが日課になっています。
完全にはなくならないまでも、有料化されればエコバックの出番が、これまで以上に大幅に増えてきそうです。
その分、我が家のレジ袋はかなり減りますから、ゴミの保管には工夫が必要になってきます。
もらったレジ袋を使わないとなると、再生紙など紙の袋などを利用する方法が考えられますが、水分のあるゴミには向きません。
したがって食品ゴミなどは、台所でこれまで以上によく水を切って、直接、自治体指定のポリ袋に入れるしかありません。
【不便への逆戻りも時には必要】
そういえばレジ袋がない頃は、買い物したものをどうやって家まで運んでいたのかなと思い至りました。
サザエさんの漫画の光景によく出てくるように、一昔前の家庭の主婦は、夕方の買い物に出るときには「買い物かご」を持参していきました。
さらに昔、私が子供のころには、母親から買い物の手伝いを仰せつかって、鍋を持って豆腐屋さんや魚屋さんに買い物にいかされたことを思い出します。
家は貧しかったので、魚屋の買い物は、刺身などという高級品ではなく、捌いた後に出る「魚のアラ」という安物で、すこし気恥ずかしかったことを思い出します😊。
ビニールの袋はかなり前からあったのですが、いまのレジ袋が導入されたのは、スーパーのダイエーが大阪・三宮店で昭和49年にセルフサッカー方式(お客様自身で買い上げ品を袋にいれてもらう方式)を採用し、お客様がより便利に対応できるよう、昭和53年末頃に導入したのが始まりのようですから、意外と歴史はそう古くありません。
レジ袋の利用ができなくなると、買い物から家のゴミの分別まで、しばらくの間は不便を感じるかもしれませんが、環境問題のためには、少し「不便への逆戻り」も必要なのかもしれませんね😊。