団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

老人介護施設のオンライン面会

【面会できない日々が続く】

コロナウィルスの収束の見通しが立たないまま、義母が老人介護施設に入所して、3か月以上が経過してしまいました。

 

無事に過ごしているのか心配している妻は、早く面会ができないかとヤキモキしていました。

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【オンラインでの面会が可能に】

 

 先日施設から郵便物が届き、まだコロナウィルス感染の危険が収まっていないので、面会は解禁できないとのこと。

 

かわりにスカイプを使ったオンライン面会を予約制で実施しますと書いてあります。早速に妻はオンライン面会の予約をしたいと言います。

 

スカイプは、随分前に娘が海外留学をしていた時に利用して以来ですから、やり方から何からもう一度思い起こしました。

 

スマホからでもできるのですが、妻は画面が小さいので、パソコンの方がいいと言います。

 

 そこでスカイプをパソコンにダウンロードして、試験的に妻のスマホとやりとりしてみようとしました。

 

 そこで大変なことに気づきます。

 

 今年の2月に買い替えた今のパソコンには、カメラ機能が装備されていません。

 

 性能を落とさず、なるべく安いものをと思い、役所などから払い下げられたパソコンに買い替えたので、カメラ機能のような不要な装備はついていなかったのです。

 

 外付けのウェブカメラを購入すれば、スカイプはできるのでしょうが、オンライン面会の日までには、間に合いそうにありません。

 

 そこで妻は妹の家でオンライン面会をするように、妹と電話で話をしています。

 

 私にとっての義妹は、夫が海外赴任中で、定期的にスカイプで交信しているので、操作に慣れた妹のところを面会会場に決めたようです。

 

 オンライン面会を終えて帰ってきた妻に様子を聞いてみました。

 

 3か月以上も面会できずにいたので、義母はさぞかし感激したのだろうと思いきや、目の前に映し出された娘たちが話しかけても、キョトンとしているばかりで、「どうしてお前たちがそこにいるんだい?」などと、なかなか会話がかみ合わなかったそうです。

 

 固定電話以外、スマホなどの通信機器は使ったこともないのですから無理もありません。

 

 オンライン面会は月に一度と決められているようですが、入所している利用者さんのご家族のなかには、オンライン面会に戸惑っている方も多いようで、まだ利用申し込みがほとんどないようです。

 

 なので、一か月の間を置かずに利用できるかもしれないと、妻は期待を寄せています。

 

 次回は、義母も意味が分かって、もう少しかみ合った会話ができるはずと、妹と作戦を考えてきたようです。

 

 本当は実際の面会ができるのが一番良いのでしょうが…。