どうやらコロナウィルス感染を抑え込むには、短期というわけにはいかず、長期戦を覚悟しないとならないようです。
また完全には抑え込めず、インフルエンザウィルスと同様に「共生」の道を探っていくことになるのでしょうか。
今日、緊急事態宣言の延長が発表されます。
ただ、感染状況に応じ、感染拡大が深刻な13都道府県以外では、①都道府県をまたいだ移動、②繫華街の接待を伴う飲食、③クラスターが発生しているような「3つの密」のある場所―—以外への外出は認め、人との距離の確保など「新しい生活様式」を徹底するようもとめる方針のようです。
新しい生活様式とは、どんなものでしょうか?
専門家会議が提言するその内容とは、
⓵帰省や旅行は控えめに
②発症時に備え、誰とどこで会ったかをメモしておく
③手洗いや換気をこまめに
④買い物は通販も利用
⓹食事では横並びに座る
⑥冠婚葬祭での多人数の会食は避ける
⑦仕事で行う会議や名刺交換はオンラインで
といったものです。
私たちの生活行動を変えることは、徐々に慣れていくしかないでしょうが、長期ともなると、飲食店や旅行・観光関係のダメージは計り知れないものとなるでしょう。
ビジネスマンのテレワークやリモートワークが浸透すれば、「仕事の仕方」「働き方」は大きく変化していくのかも知れません。
直接の買い物からネットでの買い物となると、パソコン・スマホを使いこなせない高齢者のことが気になりますが、私が思っている以上に高齢者のモバイル保有率は急速に高まっているようです。
総務省が毎年公表している「通信利用動向調査」では2018年9月時点で、60歳代のスマホの保有率が56.2%となり、初めて半数を超えました。
面白いのは、この時点で70歳代でも7割以上がモバイル端末を持っていることです😊。
ただし、スマホではなく携帯電話⁽ガラケー⁾を持つ人の比率が49.8%とほぼ半数で、スマホの保有率⁽27.2%⁾の2倍近くです。
この調査結果は2年近く前の結果ですから、現在はさらに普及が進んでいるものと思われます。
最近ではスーパーなどに買い物に行っても、他の買い物客と距離を置くことに慣れてきました。
海外では人との挨拶の際に、抱擁したり、頬にキスしたりといった習慣がある地域があります。
日本人は、せいぜい握手程度ですが、これら人との直接接触の機会がなくなると、人間関係やコミュニケーションにも微妙に影響が出てくるかもしれませんね。
ソーシャル・ディスタンスだけならまだしも、心の面でも人との距離を置くなんてことにならなければいいのですが😢。