10年以上欠かさず開催していたお花見が今年はついに中止になりました。
主催者の友人も今年は、満開日を3月22日と予想し、それが読み通りだっただけに、大変残念がっていました。
開催している友人宅は、桜並木が続く住宅街にあり、5階ですのでベランダ越しに満開の桜が眺められる住まいです。
訪れてしばらくの間は、桜の美しさをしばし堪能します。
しかし、その後は「花より団子」で賑やかに宴会が始まります😊。
毎回新メンバーが加わりますが、コアのメンバーは一緒で、二十人近くになり賑やかに催されています。
人生経験豊富な方、友人の仕事関連でお付き合いのある若い方々、在日外国人の方など、メンバーはバライティーに富んでいますが、何度も参加しているうちに、旧知の中のような関係になっています。
主催者の友人の元職場の同僚だった方が、音楽機材を持ち込んでくれて、宴たけなわになると、自らギターを奏でながら2~3曲歌を披露してくれて、その後他のメンバーも加わります。
その方は、毎年一度リサイタルを開いていて、私も何度か参加したことがあるのですが、今年は先月(2月)に開催予定だった公演がコロナ・ウィルス騒動に巻き込まれ、中止になりました。
アマチュアの音楽家ですから、直前の中止によって会場のキャンセル代等が発生し、痛い出費を余儀なくされたようです。
今回のコロナ・ウィルス騒動は、いろいろな所に思いもかけない影響を及ぼしています。
同じ密閉した空間、近距離でのコミュニケーションなどの「濃密な接触を避ける」ということは、不急不要の集まりのすべてに及びます。
お花見だけでなく、春は別れと新しい出会いの時期になりますから、様々な人間関係に暗い影を落としているようです。
新たなウィルスですから、対処の仕方がよく分からずに、これだけの騒ぎになってしまっているのですが、このウィルスの特徴を掴んで、正しい対処の仕方、治療法の確立を急いでほしいものです。
今回のお花見中止を通じて、人間同士が濃密な接触を避けなければならないという、異常状態から早く脱却してもらいたいものだと身近の出来事を通じて実感しています😢。