【恐れていた大停電が起きた】
ついに恐れていた最強クラスの台風が関東地方を直撃しました。
上陸した千葉で、風速57メートルと観測史上1位を記録したといいますから、その凄まじさは関東地方の住民にとっては、近年では初めて経験するものでした。
なかでも君津市の送電線の鉄塔の倒壊は、大規模な停電を招いただけでなく、復旧に時間がかかりそうな気配です。
台風が過ぎ去った後の連日の猛暑の中、電気を使えずご苦労をされている方々には、同情の思いと、一日も早い復旧を願うばかりです。
このような災害が起きるたびに、電気が止まった時の対処をどうすればよいかを考えてしまいます。
そんな折、以前に「電気を使わない生活」という記事を書いたことを思い出しました。

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以下はその記事の一部です。
【電力会社との契約解除】
先日東京の立川市の団地で生活しているのに、電力会社の契約を打ち切って、電力料金のかからない生活をしている女性のことを知りました。
夏の暑い日は、ベランダと部屋の間に水が入った袋をぶら下げて、一滴ずつ💧水が垂れるようにして、落ちた水が蒸発する際の気化熱で部屋の温度を下げるようにしたり、電気を必要とする時は、自転車を漕いで発電し、バッテリーに蓄電したものを利用しています。
自転車を漕ぐことで、運動にもなり一石二鳥なのだそうです😊。
食事の支度は外に出て、アルミの反射板で太陽の熱を集めご飯を炊いたり、透明な筒の内側に薄い銅板を貼り付けたものに、水と味噌と具材を入れて、しばらく日に晒しておけば、味噌汁が出来上がります。
【都会生活でも電気を使わない生活が可能】
人里離れた山奥でというなら何となく納得できますが、東京という大都会でこのような生活している人がいるのに、新鮮な驚きを覚えました。
東日本大震災をきっかけに、電気を必要としない生活をすることを思い立ち、独学で第1種電気工事技術者の資格を取り、今に至る生活スタイルを磨き上げてきたようです。
電化製品に囲まれて、電気を使った便利な生活を当たり前のこととして日々を送っている私にとっては、ちょっとしたカルチャーショックでした。
電気をなるべく使わず、自然の恵みを有効に利用した生活は、今後ますます深刻な問題を引き起こすであろう地球環境を考えると、参考にすべき点が多々あります。
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【自分にも電気を使わない生活できるかな】
考えてみれば、日本もつい200年ほど前の江戸時代までは、電気を使わず生活していたわけですから、電気がなければ生活ができないと考えてしまうのは現代人の思い込みなのかも知れません。
家電を使わず、古き良きものに出会い、自分の技術や感覚を向上させること。できないことをあげつらってやらないのではなく、できることを見つけてやってみて、しかもそれを楽しむという考え方、発想が大事なのだといいます。
以上 以前に投稿した記事より
もはや電気のない時代に逆戻りはできないにしても、停電が長く続く状態が現実のものとなった今、本腰を入れて「電気を使わずに生活をする知恵」を結集していかなければなりません。