団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

キャッシュレス化に高齢者はしたたかに対応

【迫る消費税増税】

 いよいよ消費税増税の期日が迫ってきました。

 

 それに合わせてキャッシュレス決済のポイント還元制度に向けた準備も動き出しています。

 

 国はこの機に、日本のキャッシュレスの動きを加速させようとしているようです。

 

 キャッシュレス化の波に高齢者はついていけるのかいう懸念は、よく言われています。

【キャッシュレスに適応できる高齢者も】

 ただ最近私は、必ずしも高齢者がキャッシュレス化についていけないという見方は、必ずしも合っていない気がしています。

 

 いまや大半の店舗で買い物をすると、ポイントが付くということが当たり前のようになっていて、頻繁に買い物をする店のポイントはバカにできない数字となります。

 

 ポイントカードをつくって、買い物の都度、提示すれば、自然に溜まっていきますから、かなりの高齢者が利用しています。

 

 また清算の際にもクレジットカードで支払う高齢者もよく見かけます。

 

 

【現役時代にパソコンを経験した高齢者も】

 一方、パソコンやスマホに触ったこともない高齢者も一定程度いるのでしょうが、例えば70代の高齢者は、現役でビジネスマンとして活躍していた頃、日本のパソコン史上、最大のヒットとなった「PC-9801」が1982年に登場し、瞬く間にオフィスに普及していきました。

 

 オフィスのペーパーレス化も進んでいきますから、そこ頃、中堅層だった彼らは、否が応でもパソコンに触らざるを得なかったはずです。

 

 したがってビジネスマンを経験した70代高齢者で、キーボードをたたいたことのない人は少ないと思われます。

 

 また電車の中でも、スマホを熱心にみながら座っている高齢者も多く見かけるようになっています。

 

 キャッシュレスによって、たくさんの現金を持ち歩かなくて済みますから、安全面でも高齢者にメリットがあるという面もあります。

 

 高齢の年金生活者こそ、今回のポイント還元の波に乗って、したたかに生活防衛をしてほしいと思っています😊。