団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

「なにもしない人」が注目されている?

 「中途半端な何もしない生活に終わった私】

 私は以前に、長年勤めた職場をリタイアした時に、憧れていた「毎日が日曜日生活」を半年ほど経験したことがあります。

 

 近隣のそれまで行ったことのない場所にのんびりと歩きながら訪ねてみたり、地元自治体が開催する教養講座に出席したりと、長年経験したことのない「ゆったりした時間の流れ」を経験することが出来ました。

 

 ただ一日中何もしないというわけにはいきません。

 

 プラプラしている私をみて、妻が徐々にプレッシャーを与えてきました。

 

 パートの仕事をしている彼女は、掃除や買い物という家事の一部をするように私に求めてくるようになります。

 

 結局は自分のペースで日常を送るという、本当の意味での「なにもしない生活」とは程遠いものになってしまいました😊。

 

伊藤園 1日分の野菜 (紙パック) 200ml×24本

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【なんもしない人が注目される】

 最近、「レンタルなんもしない人」という方が注目されていることを知りました。

 

 森本祥司さんは現在35歳、既婚者で一児の父親です。

 

 人は働いてお金を稼がなければ生きていけない、という社会の常識にとらわれず、なんもしなくて生きていけるのか?

 

 そんな命題の実験の場と考えつつ、自分の心に素直に従っていくうちに、なんもしない自分を貸し出すというサービスを思いついたのだそうです。

 

 サービスの提供による対価は基本的には発生しないので、収入はほぼゼロ。

 

 貯蓄をとり崩しながら、このサービスを続けているといいます。

 

 人に言いづらい話や悩みを聞くという依頼が多いようですが、悩み事が人それぞれであるのと同様に、依頼の動機も人の数だけあるように感じるといいます。

 

 ただ、いずれの場合でも『普段の人間関係の中では処理しきれない話』であるのは間違いなく、森本さんが会社員の時に抱えていた“固定された人間関係”による生きづらさを、実は結構たくさんの人達も抱えていたのかな、との感想です。

 

 家庭を持っていてこんなサービスを続けていて、大丈夫なのかな?と思ってしまうのですが、奥さんは意外に「好きな事ならやればいいんじゃない」と平然とした様子です。

 

 実はこのレンタルサービスを始める前に、仮想通貨で結構儲けたらしいので、余裕なのかもしれません😊。