【貧乏人の味方だった サバ缶】
以前から安くて魚の栄養を余す所なく摂取できるサバの缶詰を愛用しています。
ところが最近店に買いに行っても品切れだったり、在庫があっても値段が高くなっています。
以前だったら100円前後で買えたものが、缶のデザインを変えるなどして200円以上になっています。
サバの漁獲量が減っているせいなのか分かりませんが、もう一つの大きな原因は「サバの水煮缶ブーム」が起きているせいだと思っています。
マスコミでさかんに取り上げられてから、このブームは起きました。
貧乏人にとっては、困ったブームが起きてしまったものです😢。
ただブームも一息ついたようで、ここのところスーパーで130~40円になっています。でも以前の値段には戻らないようです。
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【アレンジに便利な水煮缶】
私の水煮缶料理の定番は、タマネギを1個薄切りにして、レモン汁 大さじ2、粒マスタード 大さじ1、を加えて軽く混ぜ、最後にサバ缶を汁ごと入れて混ぜて出来上がりです。
さっぱりした味わいで気に入っています。
私は小さい頃からカレーライスが好きで、母親に頼んでよく作ってもらいました。
ところが貧しかった我が家は、肉が買えないこともしばしばで、その時の代用品が「サバの水煮缶」でした。これはこれで肉とは違う食感ではありますが、おいしかった記憶があります。
最近のブームで、水煮缶レシピ本も出ているようですが、色々なアレンジができる食材だと思います。
【魚缶がおいしくなった】
それにしても昔に比べて、魚の缶詰は味が良くなっています。
サバに限らず、サンマでもイワシでもとても美味しいのには感心させられます。
魚缶を10年ぶりくらいに食べたという友人は、その美味しさに驚いていました。
新鮮な魚を素早く加工し、調味料を混ぜて蓋をした後、加熱・真空する製造技術も進化してきたでしょうし、調味液もレベルアップしてきたことでしょう。
また缶詰博士・黒川勇人氏によると、魚缶の食べ頃は「製造から半年ほど経ってから」なのだそうです。
調味液が魚肉へ、魚肉エキスが調味液へと対流し、缶全体の味がなじむまでに半年はかかるためで、一般的な煮魚と同様、出来たてはどうしても、魚の表面と中で味の染み込みにムラが生じます。しかし、時間の経過とともに、味は丸く、まろやかになる。醤油煮缶や味噌煮缶に限らず、水煮缶や油漬け缶でも同様だそうです。
私の場合、特売の時に缶詰を買いだめしていますので、間違いなく半年は経過しているものを食べていたのですね😊。
【サバ缶食べて健康維持を】
数年前に「健康格差」という言葉が話題になりました。
経済的な状況の違いが人々の健康や寿命にまで影響を及ぼす恐れがあるかもしれないという大規模調査の結果が発表されたことから、マスコミが盛んに取り上げたのです。
健康格差なんのその! 私も貧乏にめげずにサバ缶を食べて、体調を整えていこうと思っています。