いよいよ70歳まで働くことが、あたり前の時代になっていきそうです。
10月22日安倍首相が未来投資会議で、企業の継続雇用年齢を65歳から70歳に引き上げる方針を表明しました。
定年年齢ではなく、継続雇用年齢の引き上げですから、60歳の定年後に65歳まで継続雇用だったものが、さらに5年延びることになります。
継続雇用はそれまでの賃金水準から大幅に下回るのが一般的なことを考えると、安給料でさらに5年働き続けなければならないことになるのです😢。
さらに団塊世代が全員後期高齢者を迎える、いわゆる「2025年問題」が現実のものとなっていきます。
社会保障制度の破綻懸念だけでなく年金制度も危うさが増していきますから、おそらく年金支給開始年齢を70歳めがけて、じわりじわりと引き上げていくことでしょう。
このような現実を考えると、いま現役のサラリーマンの皆様は、何とも複雑な思いを抱いていると推測します。
しかし今後の日本は「人生100年時代」を迎えると言われていますから、ご隠居さん生活に入るのは、先へ先へと引き延ばされるのはやむを得ないのかも知れません。
いや「隠居」などという言葉は死語になってしまうのかも知れません。動けるうちは働き続けていかないと、生活が成り立たない時代になっていくのでしょうか。
日本は人手不足の状況が続いていますから、高年齢者も労働人口に加えることで、それを克服していくという考え方もあります。かたや「AI」の発達・進化に伴って、多くの人の仕事が奪われていくという予想もあります。
私たちは今年齢を問わず、社会とどのように接して、仕事をして生活を成り立たせていくのか、新たなキャリアデザインを作り直さなければならないステージに入っていくことになるのでしょう。
つまりこれからは年齢を問わず、仕事を含めて社会と関わり続けていかなければならない時代に入っていくのかなと思っています。
そうなると私もまだまだ老け込んではいられません😊。
最近のビッグデータやAIを活用した結果をみますと、「健康長寿」を決めるキーファクターは、「人に頼らず、自分のことは自分でやること」とあります。それから「読書をすること」と結びつきが強く出ているという結果も出ているようです。
知的好奇心を持ち続けることが大事なのでしょうか😊。