団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

即席ラーメンの思い出

   即席ラーメンが出来て、今年で60年になるそうです。

若い頃最もお世話になった食品は、この即席ラーメンです。貧乏学生の頃はもちろんのこと、勤め始めてからも安月給でしたから、給料日までの一週間は毎日即席ラーメンで食い繫いでいたものです😊。

 

   1958年に日清食品の創業者安藤百福(ももふく)氏がチキンラーメンを世に出したのが、即席ラーメンの始まりです。私は当時、小学生に成り立てでしたが、この安藤氏の開発したチキンラーメンをいち早く食べたという記憶はありません。

 

  始めて即席ラーメンを口にしたのは、おそらく日清食品のチキンラーメンではなく、類似品だったと思います。ビスケットの缶に残った粉と油粕の混ざったような匂いがしたのは、記憶に残っています。第一印象は「あまり美味しいものではないな」というものでした。

 

  私はラーメンが大好物でしたから、それと比べてしまい、期待に胸を膨らませてしまったのだと思います。

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   しかしその後、私も食べ盛りの時期に入り、即席ラーメンも様々なものが出回るようになりましたから、本来のラーメンとは別の「家庭で簡単に作れるインスタント麺」として私の中で受け入れられていきます。

 

  最初はチキンラーメン系が主流だったのが、サッポロ一番、出前一丁、明星チャルメラなどが次々と発売され、お昼や夜食の定番として位置付けられて行きました。

 

 余裕のある時はお店のラーメンに似せて、ナルト・海苔・ねぎ・ほうれん草・ゆで卵などをトッピングして、ちょっぴりリッチな気分を味わったものです。

 

 一番好きな食べ方は、ニララーメンです。中華料理屋さんでもニララーメンとかニラソバというメニューがありますが、ニラを5㎝くらいに切って、サッと茹でて卵を加え、サッポロ一番などのインスタントラーメンなどと合わせて煮て食べます。栄養面でも上々の食べ方だと思っています。

 

 袋麺以外では、カップヌードルにも大変お世話になりましたが、どこにいても食べられるのは、最高の強みですよね!

 

 おじさんになってからは、袋麺・カップヌードルともに食べる機会が少なくなってしまいましたが、その間に即席ラーメンはどんどん進化しているようです。

 

 袋麺に液体スープを持ち込んだ「マルちゃん正麺」や日清ラ王などは、驚くほどのおいしさに、最初に食べた時は感激したものです。

 ある時実家に行くと、台所に大量のラ王が置いてありました。父親もそのおいしさにハマっているようで、昼食によく食べているようです。

 

 明日は8月25日ですが、「即席ラーメン記念日」なのだそうです。1958年8月25日に日清食品からチキンラーメンが発売されたことを記念して、そのようになったそうです。

 

 私のこれまでの人生では、即席ラーメンは本当にお世話になった食べ物ですので、即席ラーメン記念日は覚えておくことにします😊。