昨日は父の日でした。
期待もしていませんでしたが、案の定、何もない一日でした…。
毎年思うことですが、父の日って要るのでしょうか?
カーネーションを贈る習慣から、すっかり定着している「母の日」に比べ、
父の日って、取ってつけたような、影の薄い存在のような気がします。
日本は贈り物(ギフト)文化の国だと言われます。贈り物を通じて気持ちを伝えることは、悪いことではありません。
しかし毎月のように、「これでもか、これでもか」と次々と、贈り贈られが続くと少々ウンザリします。
年末年始のお歳暮・年始挨拶の品、お年玉などに始まり、2月のバレンタインデー、3月はホワイトデーなど商戦に乗せられたもの、入学祝いや就職祝い、あるいは出産祝いといった親戚との義理の付き合い、職場においては、世話になった退職する人への記念品等々、一年中何かのイベントに伴う贈り物の機会が控えています。
ですから、父の日の存在などは、はるかに下の方に位置づけられているのだろうと思います。
ま、それはともかく、父の日の昨日は、朝から家内が義母の介護に出かけるというので、車で送った後は、一人家で過ごしました。
普段の日曜日は、家内がいるので、やれ買い物だ、掃除を手伝えなどと言われ、落ち着きません。
静かに普段出来ない資料の整理やら読書ができて有意義な時間を過ごせました。
午後4時頃に、下の娘がひょっこりやってきました。父の日を祝いに来てくれたのかと思ったら、先日買ってあげたワンピースを取りに来たようです。
今月になって転職したばかりなのですが、家内と二人で買い物に行って、気に入ったワンピースがあったのに、お金に余裕がないので、諦めたようです。
そこで家内が仕事に行くのに、着て行くものが不足しては可哀想だというので、買ってやれと言うのです。
買ってあげたワンピースを手に、喜んで帰って行きました。帰りしなに「今日は父の日だね、今日は忙しいので、また改めてお祝いするね」などと、全くあてに出来ない言葉を吐いて、帰って行きました。
夕方、ふらりと近くのスーパーに、散歩がてら出かけてみると、日曜日でごった返しています。
肉売り場を通りかかると、美味しそうなステーキ肉が3割引、普段は半額にならないと買わないのですが、父の日に免じて買って帰りました。
張り切って肉を焼いて、いざ食べようとするところに、家内が帰ってきました。
焼いた肉を半分に切られ、略奪されてしまいました。トホホ…😢。