団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

介護施設を見学に行く

  義母がデイサービス先や住んでいる市営住宅の隣近所とささいなトラブルを起こすようになりました。

 

  家内も心配になり、いよいよ介護施設を真剣に探さなければいけないと思うようになりました。

 

  ケアマネジャーにも相談したところ、いくつかの施設を紹介してくれたようです。

グループホームと特別養護老人ホームです。

 

 アポを取り、車で見学に行くことになりました。

 

  最初に訪ねたグループホームは、18部屋で空き部屋は2室、食堂と憩いの場を兼ねたスペースが中心にあり、まわりに個室が配置されています。

 

  利用者さんは、テレビを見たり、習字をしたり、スタッフと話しをしたりとそれぞれ思い思いに過ごしています。

 施設長さんは丁寧に説明してくれ、こちらからの質問にも的確に答えてくれましたので、家内も一緒に行った義妹も納得したようです。

 

 もう一つのグループホームを訪ねると、こちらでは一斉に体操をやつていました。

 

  あとから聞くと30〜40分と長い体操を行っているそうです。ただこれはデイサービスのメニューとのこと、身体を動かすことで、夜よく眠れるようにと考えたメニューだそうです。

 

  こちらの責任者はかなりのベテランの方で、豊富な知識とケースごとの対応方法を色々教えてくれました。こういう方々が施設を支えているんだなと実感できました。

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  最後に訪ねたのは「特別養護老人ホーム」(介護老人福祉施設 通称:特養)、公的な介護保険施設で、入居基準は要介護3以上です。

 

  義母は現在要介護2なのですが、ケアマネージャーの話では、今月の「認定見直し」で要介護3になる可能性が高いとのことです。

 

  まだ出来たばかりの施設で、訪れてまずその綺麗さにビックリしました。

 

 部屋は個室で、3室に1人のスタッフが見守り・世話を行っているそうです。

 

 認知症の方の受け入れが可能で、食事・入浴・排せつ介助などの身体介護、清掃・洗濯など日常的な生活支援、リハビリなどの介護サービスを受けることができるとのことでした。

 

 看護師は、日中はいますが夜間は配置されませんから、医療ケアを常時(夜間も)必要とする方の対応は難しいとのことです。

 

 義母は、夜間の医療ケアまでは今のところ必要ありません。

 

 今後、認知症が進む可能性があることを考えると、現在の一人暮らしを長い間続けることは難しいと、家内と義妹は考えています。

 

 そして充実した施設を目の当たりにして、二人は大いに心を動かされたようです。

 

   しかし、待機者はたくさんいますから、簡単には入居は難しいでしょう。

 

  義母は単身世帯であり、収入も年金のみ等が優先されれば、長く待たず
入居できるかも知れないと考えたようです。

 

  俄然、乗り気になり、食いつくように責任者の方に、詳細にわたる質問を始め
ました。

 

  そして、帰ってから役所に行き、必要な書類をそろえて、あっという間に申し込み手続きまで漕ぎつけてしまいました。

 

  義母にはまだ何も相談していないのに、大丈夫なのかな~…😊。