団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

*[働く]

さらば東京

私が異変に気づいたのは昨年⁽2020年⁾の8月でした。 当時ブログにも書きましたが、前月の7月に東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県から他の道府県への転出が転入を上回ったとの報道を目にした時です。 そして東京だけをみると、2020年5月から転出超過がはじ…

年賀状にみる友人・知人たちの暮らしぶり

ことし初の入力です。 皆さん今年もよろしくお願いいたします。 元旦の昨日は、ゆっくり起きて、新年のおせち料理と祝い酒を楽しんだ後、再び好きなだけ惰眠を貪るという普段できない天国のような一日を過ごしました。 大雪が降り続き、除雪作業に大わらわの…

オリンピックの高揚感で始まり、コロナの恐怖で終わる1年

今日は大晦日です。 去年の今頃、こんな1年になるとは誰が予想したでしょうか。 いや中国では、昨年12月には新型コロナウィルスの感染者がじわりと増えつつあったようです。 中国の当局は1月に入って重症患者の存在を発表しましたが、それまでの民間のSN…

業務過多が招くお役所仕事

コロナ禍の過程で、日本の行政の“デジタル化の遅れ”が際立って目立ち、菅政権はデジタル庁設置に踏み切りました。 また河野行革担当相のもと、行政手続きでの「はんこ使用廃止」にむけて法改正を進めるなど、役所の仕事の効率化が進展しようとしているかに見…

魅力度低いとレッテルを貼られた地域よ、めげるな!

都道府県魅力度ランキングというのが毎年発表されて、マスコミでよく話題になります。 しかし市町村別の「魅力度ランキング」というものが発表されていることは知りませんでした。 調査を行っているのは、民間調査会社のブランド総合研究所で、47都道府県…

変わる職場、変わりゆく街

久しぶりに以前通っていたオフィスに顔を出しました。 ドアを開けて中に入ると、スタッフが一斉に挨拶をしてくれます。 皆元気そうで、なによりです。 机にはそれぞれアクリル板が貼られています。 女性スタッフが飛んできて、手の消毒を促してから、ハンデ…

若者の東京離れ現象は今後も続くのか

総務省の9月の住基台帳人口移動報告が発表され、東京都は3か月連続で転出者数が転入者数を上回る「転出超過」となりました。 都市部での新型コロナウィルス感染拡大が影響しているとみられています。 7月に転出超過となったときには、おやっ!と思ったの…

非正規労働者?好きになれない言葉です

いつの頃からか正規労働者・非正規労働者という分け方で働く人たちを区分するようになりました。 それ以前は、主婦などが家事の合間に働く「パートさん」がいて、それ以外は正社員という形で分けられていました。 正社員のなかでもジェネラリスト・スペシャ…

いまだにファックスに頼るお役所仕事

今回のコロナ感染騒動を通じて、各お役所の仕事の流れが、いかにデジタル化が進んでいないかが浮き彫りになりました。 なかでも象徴的な光景は、コロナウィルス感染者を確認した医療機関が当初、保健所への発生届をファックスで送信し、都道府県への連絡にも…

東京圏から逃げ出す人が増えている?

7月に東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県から他の道府県への転出が転入を上回ったようです。 わずか1459人ではありますが…。 集計に外国人を加えた2013年以降、初めての人口流出です。 新型コロナウィルスの影響なのでしょうか? ほんの一時のたま…

蜜の時間が懐かしい

昔はこの暑い時期に、仕事が終わると、職場の仲間と街をそぞろ歩きながら、飲み屋を覗き込んでは暖簾を分け入って、冷たいビールを注文するという時間が一日の予定に組み込まれていました。 気が付けば、終電間際の時間になっていて、慌てて駅に向かうという…

温泉地は生き残れるのか

私の実家は古い温泉街の一角にあります。 歴史だけは古く、昔は何人もの文人墨客に愛された温泉です。 しかしバブルがはじけた頃から、老舗旅館をはじめ何件もの旅館が潰れて、往時の姿から比べると見る影もない寂れた温泉街になってしまったのです。 その後…

社会人教育の分野にも大きな変化

【企業の集合教育がピンチ】 企業のコンサルティングや研修の講師をしている知人と先日話す機会がありました。 予想していた通り、この4月,5月はほとんどの予定がキャンセルとなり、収入の道が断たれて苦労しているようです。 社員を一同に集め、まさに3…

床屋のおっさんの嘆き

コロナの影響でしばらく休業していた行きつけの床屋さんが再開しました。 自粛生活で放っておいた髪が伸びきっていましたので、早速髪を切ってもらおうと床屋を訪ねました。 最初は休業している間の苦労話などに花が咲きました。 しかししばらくすると急に黙…

NEW NORMALの世界でテレワークはどう深化していくか

【緊急事態のなかのテレワーク】 娘が週の何日かテレワークをしています。 休みの日は何時までも寝ているのに、当たり前ではありますが、8時には起きてきて、食事を済ますと仕事にとりかかっています。 出勤時には5時に起きて、6時には家を出発していました…

ベーシックインカムという興味ある制度

【AIに人間の仕事が奪われる時代】 大手の都市銀行が1万2千人規模の人員削減を決めたようです。 デジタル化が急速に進み、人海戦術で業務をこなす必要がなくなってきます。 かつては「お堅い仕事」といわれた銀行勤めですが、その仕事が急速にAIにとって…

娘がテレワークをしたがっています

日本全体に緊急事態宣言が出されました。安倍首相は、最低7割できれば8割の人と人との接触を避けて欲しいとのメッセージを出していますが、仕事を休めない人はどうすればいいのでしょうか。 上の娘はコールセンター関係の部署で働いていますが、体調不良の社…

忘年会とONE TEAM

【最近の忘年会】 今日は師走の第三金曜日、巷では先週に引き続き、忘年会のピークを迎えることでしょう。 今夜も我が家の娘は帰ってこず、朝帰りをするのかな。 ところで最近の忘年会のスタイルは、ちょっと変わってきているようです。 会社への帰属意識や…

若者支援の功労者が逝く

長年子供達や若者の支援に奔走した知人が、亡くなったとの連絡を受けました。 肝臓ガンでかなり痩せてきてはいたのですが、あまりに早い死にショックを受けました。 もう10数年の付き合いになりますが、常に社会の動きよりも一歩先を見て行動をすることが…

非正規・氷河期世代の人達の老後

【なぜか2ヶ月遅れた財政検証の発表】 先日、年金だけでは2000万円足りないという「老後2000万円問題」が話題になりましたが、その後「将来の公的年金の財政見通し」(通称、財政検証)が8月27日に厚生労働省から発表されました。 通常なら6月に発…

働く高齢者の労働災害が増えている

【増える高齢労働者】 働く高齢者の労働災害(労災)が増えているようです。 2018年に労災に遭った60歳以上の働き手は前年よりも10.7%増え、労災全体の4分の1を占めました。 政府は70歳までの雇用の確保を努力義務として企業に課す方針を打ち出していますが…

旧盆と新盆(しんぼん)

【旧盆の陰に隠れた新盆】 8月に入ると「今年もお盆がやってくる」と話題にのぼります。 8月15日は正確には旧盆のことです。サラリーマンの大型夏休みが、この旧盆と時期が一緒の企業が非常に多いのは、夏休み=お盆休みという意味合いになるのです。 しか…

就職氷河期世代の切実な危機

【国が氷河期世代の支援に乗り出した】 政府は、就職氷河期世代の就労を促進するため、省庁横断の「支援推進室」を内閣官房に設置することを決めたようです。 国もこの問題に取り組み事の重要性を、ようやく認識したようです。 バブル崩壊後に社会に出たいわ…

地域課題に向き合う人達

【NPO活動が根付いてきた】 さまざまなNPO活動を支援する仕事を長い間行ってきた人に話を聞く機会がありました。今、全国にNPO組織は、5万2千もあるそうです。 平成10(1998)年にNPO法ができて以来、すっかりNPO活動は日本社会に根付いてきました。 ただ…

ドイツ人は年290万円でも生活が豊か?

【日本の労働生産性はG7の中で最下位】 ジャパン・アズ・ナンバーワンなどともてはやされた日本経済、製造業が高いパフォーマンスで引っ張ってきた時代を経て、いつの頃からかあれよあれよと、生産性が落ちてきてしまいました。 ざつくりいえば、経済のサ…

男尊女卑という言葉

【健康被害が発生しているハイヒールの強制】 「ビジネスパンプス強制問題」が論議を呼んでいます。 海外では「性差別であり健康被害を生む」として企業を規制する国もあるようですが、日本には服装など労働条件の性差別を直接規制する法規定がありません。 …

8050問題、もう一方の課題

【少しほっとする話題】 『23年ひきこもり…52歳男性はなぜ家を出られた? 「8050問題を考える」というAERA(2019.6.17号)の抜粋記事を読みました。 家を出られるきっかけとなったのは、母親が頼る支援者の存在でした。 長年ひきこもりの支援に関…

地方銀行はどうなってしまうんだろう

【地銀をめぐる暗い話題】 私には全国各地の地方銀行に何人もの友人がいます。 若い頃に三か月間寝食をともにして学んだ方々です。 勤務地が変わると挨拶状を貰ったりしていました。 いまでは年賀状のやりとりだけの付き合いになってしまいましたが、私より…

資産寿命を伸ばせって言われても😢

【国が国民の自助を求める】 人生100年時代に向け、長い老後を暮らせる蓄えにあたる「資産寿命」をどう延ばすか。 この問題について、金融庁が5月22日、初の指針案をまとめました。 働き盛りの現役期、定年退職前後、高齢期の三つの時期ごとに、資産寿…

テレワークという働き方

【なかなか普及しなかったテレワーク】 ここにきて「テレワーク」という働き方が、やっと普及しつつあるようです。 随分昔から総務省がテレワークの普及に力を入れ、広報もしてきたのですが、なかなか本格的な普及には至りませんでした。 情報技術の進展によ…