団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

2021-01-01から1年間の記事一覧

キンモクセイの香り、そして彼岸花の開花

私の住む集合住宅の駐車場裏には数本の金木犀があります。 私は金木犀の香りが大好きです。 先日から香りが立ち始め、通りかかると、心が和みます。 しかし不思議なことに、この季節に実がなり、あま~い香りが漂うまで、そこに金木犀の木があることを忘れて…

45歳定年制で解決する問題なの?

サントリーホールディングスの新浪剛史社長が、経済同友会の夏季セミナーで「45歳定年制」を導入すべきと提言し、話題になっています。 予想通りSNS上では大炎上。 「どんだけ氷河期に厳しいんじゃ…ってかこれ言ってる社長さんが即引退して体現しないとね…

街から銀行が消える

今回は少し長めの滞在予定で、実家に行ってきました。 8月の夏休み期間中は行くのを控えていましたが、コロナの収束が見通せませんでしたので、意を決して行くことを決めたのです。 父も母も高齢になり、身の回りのことをするのがやっとのような状態です。 …

オンライン授業は欠席扱い?

新型コロナ感染への不安や分散登校でオンライン授業を自宅で受けた子は、「出席」か、忌引きなどと同じ「出席停止」扱いか、一昨日より学校が各地で再開するなか、自治体によって判断が割れているようです。 私が驚いたのは、文部科学省が「出席停止」扱いと…

何をやるにも“遅い”日本

米軍がアフガニスタンからの「撤退終了」を宣言しました。 日本政府は、大使館やJICAで働くアフガン人職員と家族等約500人の国外退避を目指して自衛隊の輸送機3機を派遣しました。 しかし、邦人1人を退避させただけで、アフガン人協力者らは取り残され…

またしてもアナログな対応ぶりが目立っています

渋谷の若者向けワクチン接種会場に大行列ができたことが話題になっています。 昨日も早朝からできた行列が、会場から1キロほど離れたJR原宿駅近くまで伸びています。 このところの若者への感染急拡大をうけて、彼らの必死さぶりがみえてきます。 しかし都…

中村医師と日本人をダブらせているのか?

アフガニスタンをタリバンが占領したのを受けて、現地にいる日本人の救出が問題になっています。 当初、日本政府は、救出を米軍に頼ろうとしていたようなのですが、「何でも他の国に頼り過ぎだ」との批判を受けて、急きょ自衛隊機を向かわせることになりまし…

先輩の突然の死とワクチン接種との関係

長く同じ職場でお世話になった先輩の訃報の知らせがありました。 定年退職後も、何かにつけ、会っては青臭い議論をしながらお酒を酌み交わした先輩でした。 今年も年明けに会う約束をしていたのですが、当日に連絡があり、体調が思わしくないので、延期しよ…

今の日本は「自分の身は自分で守る」状況に

我が家のそばの病院は、今日も朝から長蛇の列です。 コロナワクチン接種の予約をとるための列です。 感染急拡大をうけて、皆さん必死でワクチン接種を受けようとしているのでしょう。 先日までに比べて、列の長さが2倍近くになっている気がします。 そして…

輸出に目を向けて、農家の増収を模索しよう

コロナ禍のなかで飲食業がダメージを受けています。 飲食店の不振の煽りをうけたり、学校給食の中止などで一部の農家も販路を断たれ、苦しい状況に追い込まれました。 地方で農業の果たす役割は大きいので、地域の活性化のためには農業が元気であることは大…

今後ワクチンを何回接種すればいいのだろう

インド型といわれる“デルタ株”が日本国内に相当広がっていて、若い人を中心に感染の急拡大が始まっていて、大変心配される状況です。 そんなところにペルーから入国した女性が“ラムダ型”に感染していることがわかりました。 ラムダ型は南米を中心に拡大して…

被爆国・日本から最後にメッセージを送ろう

コロナ禍の中で行われた東京オリンピックも終わりを迎えようとしています。 次々と台風がやってくる中、ぎりぎり影響を受けずに閉幕できそうなのは、幸いです。 前回の東京オリンピック閉幕後に、市川崑監督による記録映画『東京オリンピック』が制作されま…

エアコンから水が漏れ出しました

我が家のリビングのエアコンは設置してから10年余が過ぎます。 使用するのは夏の期間だけで、冬は石油ファンヒーターを使用しています。 これまで目立った不具合もなく、順調に動いてくれていました。 昨年の夏が来る前に、定額給付金という臨時収入が入っ…

若い人たちへのワクチン接種を急がねばなりません

私は2回のワクチン接種を終えましたが、妻は今日2回目の接種を受けます。 2回目の接種後に、熱が出るなどの症状が出るのを警戒して、接種後は、家事はできないと予め宣言しています。 再び感染が急拡大していますが、感染者の中心は若い世代とのこと、彼…

新たに独立を果たした国への支援

23日のオリンピック開会式を見ていて、自分の知らない国のあまりの多さに驚きました。 私が無知であると言ってしまえばそれまでですが、独立国の数がいかに増えているかに気付かされます。 かつて植民地支配もしくは信託統治取り決めのもとにあった100…

57年前の東京オリンピックと何が違う

今日、東京オリンピックの開会式が開かれます。 せっかくプレミアムチケットを手に入れた人達は、無観客が決まり残念なことでしょう。 昭和39(1964)年に開催された前回の東京オリンピックの映像をみると、超満員の国立競技場を、日本選手団が颯爽と…

高齢になってからの田舎暮らし

私の実家の隣は叔父の家です。 叔父は長い間仕事の都合で全国を転々とし、最終的には東京近郊に家を構えて、主たる住まいにしています。 定年を機に、何年か前から定期的に訪れるようになり、あちこち傷んでいる家を親戚の大工に頼み、補修をしたり、自らは…

日本はいまや「安い国」になってしまった

最低賃金が全国平均902円から930円に引き上げられるそうです。 28円の引き上げは過去最高とのことです。 28円だと、1日8時間で月20日とすれば、4、480円の増額になります。 低賃金にあえぐ労働者からすれば、ささやかな報酬アップとなりま…

父親が携帯を買うことに

前回実家に行った時に、私の帰り際に父がポツリと「やはり携帯電話を持っていないと不便なので、携帯が欲しいんだけど…」と言います。 その後、コロナワクチン接種の件で電話をした時、再びそのことを言いだします。 今度行った時に、実家の近くの販売店に行…

森林の保水力強化に本腰を入れて取り組もう

熱海で起きた大規模な土石流災害を、一般人の映像提供で目の当たりにした私たちは、恐ろしさを目に焼き付けることができました。 流れた土石の大部分が「盛り土」だったこともわかり、宅地開発の際の経緯なども今後検証されることになります。 天気予報で「…

ゆる~いスポーツを通して「弱さを生かせる社会」を

【差別されなくても競い合える】 ドイツのオリンピック連盟は、パラリンピックで2大会連続、金メダルを獲得している陸上、走り幅跳び義足のクラスのマルクス・レーム選手が東京オリンピックに出場できるようIOC=国際オリンピック委員会に求めています。 レ…

心安らぐ音

子供のころに、朝、微睡ながら聞こえてくる音でだんだん目が覚める。 母が味噌汁の菜をまな板の上で「トントン」と切る音です。 こんな懐かしい音に郷愁を感じるのは私だけではないと思います。 これもいわゆる「生活音」というものなのでしょうが、このよう…

カーナビの功罪

現在の住まいに住み始めた30年以上も前、私の住まいの前を通る道は、主要道路から外れた、いわゆる生活道路で、近所の人たちが通るくらいなので、車の行き来は本当に少ないものでした。 ところがその後、近くに高速道路の降り口ができたりしたせいもあって…

昭和に生まれたかった

長崎の14歳の女の子の投稿を目にしました。 「自由な昭和 うらやましい」というタイトルに「おやっ」と目が引き寄せられました。 以下、投稿された文面を紹介させていただきます。 昭和生まれの母は、自分が子どもだった頃の話をよく聞かせてくれる。 友達…

開催を危ぶむ声が一段と強まっている

大勢の国民の反対を押し切って強行開催するオリンピック。 さらに開催地の飲食店に、アルコール飲料の提供の自粛要請をしておきながら、オリンピック選手村において「ステークホルダーとの関係を配慮」という名目で、 アルコール飲料の提供を検討していた関…

コメ余りの原因は高年齢層が食べなくなったから!

日本で完全に自給できている唯一の食料がコメです。 自給率は97%ですが、これは民間企業が米を安価に輸入できないように、関税非課税のミニマムアクセス枠を国家貿易で独占しているため、そのことを他国から非難されないために、実際に一定量の輸入をする…

中国の若者に変化が

現在、世界の中で四面楚歌の状態になっている中国。 かつて鄧小平が「白猫であれ黒猫であれ、鼠を捕るのが良い猫である」といって社会主義市場経済を強力に推し進めて以来、みるみる経済力をつけて、いまや米国を追い抜く勢いです。 人民の生活は豊かになり…

日本の製薬・医薬品産業は生き残れるのか

日本経済を支えてきた製造業ですが、代表格の車で言えば、トヨタ、日産、 ホンダ、マツダ、スバル、三菱自動車、スズキ、ダイハツと8社もの主要メーカーがしのぎを削っています。 家電においては、パナソニック、ソニー、三菱電機、シャープ、日立製作所、…

娘の彼氏と初めて会うことに

少し前から下の娘に「会ってほしい人がいる」と言われていました。 いきなり家に連れてこられるのは妻が嫌がって、コロナの自粛期間中であることを理由に、先延ばしさせてもらっていたのです。 前から彼が出張に行くたびに、出張先で買ったいろいろなお土産…

世界中で中国への反発が止まらない

G7サミットが開幕しました。 覇権主義国家(中国)に対して、民主主義国家の結束を強めようとしています。 中国のワクチン外交に対抗して、G7国が10億回分のワクチンを途上国に提供するとの決議も出されています。 米国バイデン政権は、国内では、かつ…