【ボードいっぱいに貼りだされた寄付者のリスト】
昨日まで恒例の夏祭りが開催されました。
2日目の昨日は、朝から生憎の雨、主催関係者が神社に集まり、空を見上げながら気を揉んでいました。
朝、神社にお参りした後、張り出されている寄付をした店舗・事業所のリストを見てビックリ!件数が去年よりも大幅に増えています。
仔細に見てみると、新しく開業した店舗・事業所の寄付が目立ちます。
美容室、ケーキ屋、コンビニ、動物病院、医療機器卸等々、ここ一年で新たに開業した店舗・事業所が名を連ねています。
なかには個人名の寄付もちらほら見られます。
常連の昔から地元に根を張って営んでいる会社や大規模店舗などは、○万円という高額の寄付金が記してあります。
小さな店舗などは「缶ビール1ケース」といった所も…。
金額の多寡はともかくとして、寄付の件数が増えていることは好ましいことです。
【管理組合からの寄付】
なかでも何年か前にできた、大規模マンションの管理組合から寄せられた寄付金が記されています。
そういえば私の住んでいるマンションは、以前から寄付をする習慣がありませんでした。
現在、自治会に加入している世帯も全体の3分の1ほどしかありません。
ところが祭りの寄付をしている大規模マンションでは、入所の際に自治会加入を義務付けていて、自治会費も管理費と一緒に引き落とされるようです。
自治会への加入世帯が減っている中で、このマンションの考え方は画期的だと思います。
【寄付をお願いして回る努力】
あるアンケートで「あなたは何故寄付をしたのですか?」と問いかけた所、「頼まれたから」という答えが最も多かったそうです。
それにしても毎年、祭りの前に実行委員会の人たちが一軒一軒寄付をお願いしてまわっているわけですから、その地道な努力には頭が下がります。