団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

将来への不安

【将来が不安だから貯蓄する】

令和の御代がまもなくやってきます。

 

新しい時代となり希望に満ちた世がやって来るような気分になっているのですが、これは単に大型連休が近づいて、それが楽しみなだけなのでしょうか😊。

 

日本の貯蓄率が高いのは将来への不安が主な理由だと言われています。

 

北欧の福祉国家では、高い租税率でも福祉制度が盤石だから日本人ほど将来への不安は感じていないといいます。

 

 年金や健康などの問題は、メインの不安要素であることは想像がつきます。

 

 

【超未婚社会】

 先日NHK放送の「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」では、超未婚社会をテーマに取り上げていました。

 

 いま日本では男性の4人に1人、女性の7人に1人が生涯独身という“超未婚社会”になっています。

 

 少子化の原因とも言われるこの状況をどう変えるのか、議論が交わされていました。

 

 番組の中で紹介されたビックデータの解析の結果で興味深かったのは、持病を持っていたり、健康を害している人の方が、健康な人より「結婚願望」が強いという結果です。

 

 その理由については、様々に議論されていましたが、私見を言えば、やはり将来一人でいることが不安であり、支え合える人の存在を求めるということなのかなと思います。

 

 阪神淡路大震災、東日本大震災をはじめ、相次いで起きる災害の後に、家族の絆が再認識されたように。

 

 また「結婚すると寿命が伸びる」という調査結果も紹介されていました。

 

 いま話題になっている「働き方改革」ですが、「自分の仕事が終われば、即退社」というファクターも結婚につながるという結果です。

【希望を持つこと】

 不安を和らげるためにできることは、結婚以外にも色々あるのでしょう。

 

 どんな手を使っても不安要素をすべて取り除くことができないのであれば、大事なことは希望を持つことだと思います。

 

 希望を持って事にかかれば、多少の不安は乗り越えられるはずだからです。

 

 これからも大きな災害が日本列島に度々襲いかかってくるでしょうが、助け合いながら、希望を失わない国を作っていかなければ、なりませんね😊。