団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

時代劇は健在なり

先日実家に行った時、父親に付き合ってBSで放映されている時代劇を見ました。ふた昔前の番組の再放送です。

すでに亡くなった役者が登場していたりして、懐かしい思いで見終わりました。

 

 以前、午後3時から水戸黄門の再放送が放映されていた頃は、庭仕事を終え午後3時になると、テレビの前にどっかと腰を下ろし、水戸黄門の番組を見ていました。その後共同浴場に行って入浴を済ませ、午後5時過ぎには夕食を済ませ、6時には床につくという生活スタイルでした。

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 水戸黄門シリーズの放送が終わってしまってからは、適当な時代劇番組がないと嘆いていました。確かに地上波のチャンネルでは、夕方の時間帯で時代劇などはどこも放送していません。

 

 私の実家は山の中ですので、当時はBS放送を見るなど考えもしませんでした。その後テレビを買い替えたことを機にパラボラアンテナを取り付け、BS放送が見られるようになりました。

 

 しかしその後何年かは、地上波チャンネルしか見たことがない習慣を変えられず、BSには手つかず状態だったのです。

 

 3年ほど前、BSチャンネルで夕方の時間に時代劇の再放送番組が放映されていることに気付いた私は、父にそのことを伝え、操作方法を教えてあげました。

 

 最近では寝る前の時間を、BSの時代劇や歌番組を見て楽しんでいるようです😊。

 

 私の父に限らず高齢者を中心に、時代劇ファンは少なくないのではないでしょうか。

 

 確かに新作の時代劇の映画・テレビドラマは激減しています。しかし例えばここ1~2年で、時代劇コミック誌は増え始め、現在は5誌ほどがしのぎを削っているようです。

 

 また小説の分野でも、池波正太郎氏をはじめ人気時代小説作家の作品は根強い人気がありますし、私もシリーズ全巻を読んでしまった佐伯泰英氏の代表作、「居眠り磐音」江戸双紙シリーズは累計2000万部を突破しています。

 

 通勤の行きかえりに、何も考えずに小説の世界に没頭するには、最適の本でした😊。

 

 人情や親子が双方を想う心、貧乏長屋のおせっかいや助け合う行為など、題材は様々ですが、いつの世にも変わらぬ世界を描く時代劇は、これからも廃れさせてはいけないと思っています。