団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

地方の特産品売り場が熱い!

  この週末に近所のスーパーで、近隣県の「特産品フェア」が開催されています。

 最近は、わりと近い地域の特産品フェアが順繰りに開かれています。
日常の買い物ついでに、暇に任せて冷やかし半分に見て回りますが、興味を惹かれる商品を発見することが多くなりました。

 

 味見のコーナーで食べさせてもらうと、「なかなかおいしい!」という品が結構ありますので、思わず長居をしてしまったりします😊。

 

 最近、地元の新たな商品を開発して、何とか地域を盛り上げようとする動きが
活発になってきた気がします。

 

   昔「名物に旨い物なし」などという陰口言葉がありました。遊びに行った際に、何かお土産をと物産展を覗くと、名物・名産品の定番商品ばかりで、買いたいものがなくて、店を出てしまうという事が、何度もありました。

 世話になった方へのお土産ということだと、無理にでも決めて買わなければとなりますが、家族への土産だと、「どうせ喜ばない」となってしまうのでした。

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  それは昔の話として、近年各地の「道の駅」が充実してきました。ふらりとドライブしていると、新しくできた道の駅に出会うことがあります。

 

 車を止めて覗いてみると、新鮮な地元の野菜や果物が並べられていると、思わず買って帰ります。評判の良い道の駅だと、わざわざ遠くからやってくるお客さんもいるようです

 道の駅の場合は、お客さんが群がるのは何といっても農産物です。新鮮で安いとあれば、それも当然なのでしょう。農産物を加工したスイーツ等も話題性のあるものもあります。

 

 泊りがけでの旅行の際にも、道の駅に寄りますが、その際にはすぐ帰らないので、農産物には手がでません。それ以外の加工品などを見て回るのですが、面白い品が必ず一つ二つ見つかります。ただし買うかどうかは値段と睨めっこになるのですが…😊。

 

 何か月か前に近くのスーパーで、千葉県富津市の観光協会が、焼き海苔を配っていて、思わず列に並びました。ものの10分もしないうちに長蛇の列です。

 焼き海苔に添えて、富津市の見所や名産品のパンフレットが何枚も入った袋を手渡されました。観光客の呼び込みに力が入っているようです。

 

 富津は見渡す限りの広大な海と、断崖絶壁の風景が圧巻な鋸山に囲まれた観光スポットです。

 

 今この富津市の金谷という人口1500人の街に、全国各地から「移住したい」と希望する若者が集まっています。その数は、2年間で約40名だそうです。

 

 若者の移住者を増やす取り組みの中心になっているのが、「コワーキングコミュニティまるも」です。

 コワーキングスペースとは、普通のシェアオフィスやレンタルオフィスとは異なる空間で、個室で作業ができますが、利用者同士がオープンな場所でスペースを共有したり、一緒にイベントを企画したりするという、コミュニティを形成するスペースなのです。

 

 金谷は、久里浜とフェリーで繋がっており、東京都心から約2時間の距離です。

 

  「リモートワーク」や「フリーランス」といった、多様な働き方が認められつつあります。コワーキングスペースのような取り組みへの需要は、今後も益々広がっていくのかも知れません。

 

 移り住んできたこの若者達が、金谷いや富津市の特産品開発に一役買って街の活性化に繋がっていけば、と願ってしまいます😊。

 

 さて今日の特産品フェアでは、どんなものと出会うか、期待しながら出かけて行きました。

 

 地物の美味しそうなものが並んでいますが、出会ったのは「有機米ぬか漬け」とうたった、地元のお米のぬかを熱を加えずにぬか床にした「生糠」のぬか漬けです。

 

 試食させてもらうと、我が家のぬか漬けとは全く違います。これまで食べたことのない、まろやかな味です。これが本物のぬか漬けというものかと感心しつつ、家内と二人で根掘り葉掘り質問してしまったのですが、丁寧に応対してくれました。

 

 思わず、ぬか漬けだけでなく「生糠のぬか床」を分けてもらいました。我が家のぬか漬けと並行して漬けてみます。

 

 あ~今日もまた散財してしまいました。来週は切り詰めた生活が待っています😢。