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団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

90歳の運転

  私の父が来年90歳を迎えます。周りの同級生や友達が次々となくなり、近所に話し相手は、一人か二人しかいません。なり手がなく、仕方がないので引き受けた、老人クラブの会長も、最近辞めたようです。

 

  先日帰った時に、来年90歳になるのを機に、車の免許証を返納しようかどうか迷っていると漏らしました。

 

  父が都市部に住んでいるのであれば、一も二もなく賛成したのですが、実家は交通の便の悪い田舎町です。
車の運転が出来なくなって、最も困るのは、定期的に通わなければならない病院の行き来です。

 そんな折90歳の女性が、横断歩道を渡ろうとしていた男女4人を次々とはね、一人が死亡するという惨事が起きました。
 この女性は、周囲は心配していたようですが、車好きでよく乗っていて、足が
悪く、車は移動するのに便利だったとも言っているようです。

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   父は車が好きで乗っているわけではありませんが、若い頃には、営業で各地を車で移動した経験から、ナビのない時代に各地の道路の事を、本当によく知っていましたし、その頃は運転には本当に自信を持っていました。

 

 でも母に言わせると、最近では時々車をこすったりしているようで、小さな傷跡がいくつも残っています。

 

 父のことといい、この事故を起こした女性といい、色々と考えさせられます。

 

 米国では高齢者向けに、昼間限定で家から30キロ圏内の運転を認める、「限定免許証」を発行するといった工夫をし始めたようです。

 父も最近では目が衰えてきていますから、暗くなってからの運転は控えているようですし、病院に行く以外の運転は極力しないようにしているようです。

 

 地方では、車が足代わりとはよく聞く話です。

 

 たしかに足替わりなのかも知れませんが、都会の電車通勤者と地方の車通勤者とを比べると、平均して一日の歩く歩数は、大きな差があるように思います。

 笑い話のようですが、母親の知り合いの方が、毎朝新聞を取りにいくのに、玄関から10メートルほど離れた新聞受けまで、車を使っていたそうです。
その方は、最近亡くなりましたが…。

 普段から車ではなく、なるべく歩いて行動する努力も必要だと思います。

 

 健康寿命が伸び、90歳になっても普通の生活ができる人は、これから増えていくことでしょう。ただある程度健康であっても、老いとともに、判断力や瞬時の反応力は鈍っていきます。

 

 地域によっては、高齢者が運転をしなくてもよい、色々の移動手段の工夫や、一人乗りの、操作が簡単な電気自動車の導入などを行っている所もあるようです。

 

 「自動運転車」でもできれば、高齢者の運転も心配がなくなるのかもしれませんが、当面は、自動ブレーキや衝突回避、ペダル踏み間違い加速抑制装置などの技術を早く普及させて欲しいものです。