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団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

看護師も涙した「老人ホームの素敵な話」を読んでみた

  義母の今後にむけて、いくつかの介護施設を見て回りました。

 

 どの施設でも感じたことですが、一様に働いているスタッフさんが、笑顔を絶やさず、丁寧に利用者さんに接していたことです。

 

 義母の現在の状況を伝え、施設に預けた場合の不安や困難さを伝えても、「大丈夫です!そういう利用者さんは沢山いますから、心配しないでください。」と言われました。

 

 おそらく毎日のように、数々の困った出来事に直面していると推測するのですが、動じることなく一つ一つの場面に対処しているのでしょう。そう思うと頭が下がりました。

 そんな矢先に、本屋で「看護師も涙した 老人ホームの素敵な話」(東邦出版2018年5月)という本を見つけました。

 タイトルにひかれて、思わず買って帰りました。

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著者は、「小島すがも」さんという方で、ご自分の経験に基づいて書かれたものです。

 ご自分が今の仕事に就くことになった経緯にはじまり、18のお話で構成されています。

 

 入居者さんとのやり取りを通じて、「人生で必要なことは、ぜんぶ入居者さんが教えてくれる」と感じたエピソードの話や、介護される親と子の深い絆の話、夫婦ともども老いていく中で、お互いを思いやる夫婦愛の話、身寄りもなく、孤独を感じながら日々を過ごす入居者さんとの交流などなど、素敵なお話が、沢山紹介されていました。

 

 読み終えて、何か温かいものがこみ上げてきました。

 

  介護職の仕事は、大変な割には賃金が安く、半数以上の介護職者が、報酬面で不満を抱えているとのアンケート結果が新聞でも紹介されていました。

 

  しかし、著者の小島さんといい、最近会った各施設のスタッフさんといい、そして我が家で一番お世話になっているケアマネージャーさんといい、献身的にお世話をして下さる方々が、介護の現場を支えている事を、私は目の当たりにしてきました。

 

 特別養護老人ホームで聞いた話によると、受け入れ枠に空きがあっても、お世話をするスタッフの確保ができないので、受け入れることが難しいというのが、現実なのだそうです。

 

 しかし、受け入れが可能になれば、入居を希望する「待ち状態」の方々は沢山いらっしゃいます。

 

 益々高齢者が増えていく中で、介護人材の確保と育成は、あらゆる手をつくして、皆で考えて、国や自治体に働き掛けていく必要があると思います。

 

この本に書かれている、介護の仕事の魅力をもっと沢山の人に、知ってもらいたいものだと、願わずにはいられません。