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団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

「おらおらでひとりいぐも」は老人力!?

「おらおらでひとりいぐも」を読んでいて、「老人力」という言葉を思い出しました。「老人力」とは、赤瀬川原平さんが1997年に提唱した言葉です。

 

「物忘れが激しくなった」など老化による衰えというマイナス思考を「老人力がついてきた」というプラス思考へ転換する逆転の発想です。
「おらおらでひとりいぐも」の主人公桃子さんが、老いと向き合いながら、負けるものかとばかりに、生活に向き合っている姿は、まさにこの「老人力」なのではないかと思いました。

 

老人力は物忘れ、繰り言、ため息など、ぼけ、ヨイヨイ、モーロクとして忌避されていた現象に潜むとされる未知の力を言うのだそうです。

「老人力」という単行本は、40万部を超えるベストセラーとなり、高齢層にもこの用語が浸透し、全国的な社会現象といえるほどになりました。1997年には年末の流行語大賞では、受賞はなりませんでしたが、最後の10候補に入りました。

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我が身に照らしてみても、家で座ったり立ち上がったりする時に、「よっこらしょ!」と掛け声をかけて行動します。すると娘から「爺さん臭い!」と笑われます。
しかし、この掛け声には意味があると思っています。この掛け声のおかげで、立ち上がったり座り込んだりする一連の流れがスムーズになります。これも老人力のなせるわざだと思っています。

 

 当時、仕事で赤瀬川原平さんにお会いしたことがありました。彼は多才な方でヒョーヒョーとした人柄で魅力的なおじさんでした。

 

「この本はどうしてこんなに売れたのだと思いますか?」と質問をしたところ、「私のこの本を買うのは、年齢のいった方が多いのです。彼らはすでに本を購入しているにもかかわらず、再び本屋で眺めているうちに、買ったことを忘れて、再び購入してくれます。このように一人何回も買ってくれることが、ベストセラーにつながったのだと思います」とおとぼけとも真面目ともとれる返答に、本人を前にして思わず爆笑してしまったことを思い出します😊。