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団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

晴耕雨読 毎日が日曜日に憧れて(その2)

晴耕雨読 毎日が日曜日に憧れて(その2)

晴耕雨読とは、広辞苑によると「晴れた日には外に出て耕し、雨の日は家にいて書を読むこと」という意味になります。田園に閑居する自適の生活を言います。

私には耕す畑などありませんから、晴耕は無理なのですが、前回も述べましたようにウォーキングなどを中心に、お天気のよい日には外に出て動き回ることにしています。

書を読むことについてですが、我が家は書斎を設けるほど広くないので、リビングの片隅で読むしかありません。誰もいない状況ならそれでもよいのですが、妻や娘がいればとても落ち着いて読書をする状況ではなくなります。それどころかじっとして本を読んでいようものなら、暇そうに見られて、妻からは「これやれ!あれ手伝え!」と声の石が飛んできます。仕方がないので図書館に行って読むことにしました。

 近くにある図書館に行ってみると、1階の新聞・雑誌コーナーは定年退職後、または職を失くしたと思われる年配者で朝から混みあっています。2階に上がると大机がずらっと並んでいますが、こちらは受験生や学校の試験を前にした学生・生徒さんで賑わっています。

 まず持っていった本を読もうと思い、空いている席を探してイスを引いたところ「ギギ~」と音を立ててしまいました、その瞬間まわりの人達から「静かに!」という非難の視線を浴び、会釈をして謝りました。

しばらく読書を続けていくうちに、自分の世界に入り込むことができ、快適な時間を過ごすことができました。こんな贅沢な時間を持つことができるのは、何年ぶりだろうと思ったものです。お金持ちではないが、時間持ちなのだな~。

 一ヶ月に本を10冊も20冊も読むという人がいますが、私の場合は遅読タイプなので、3時間ほど読み進めてもせいぜい150頁ほどです。これでは朝から晩まで読まない限りは、「とてもひと月に10冊以上の読破は無理だろうな」などと考えながら一旦本を閉じました。

立ち上がって書籍コーナーに行き、どんな本があるのか見て回りました。現役時代によく読んだ経済書コーナーは一瞥して通り過ぎ、立ち止まったのはこの地域の歴史や文化行事のコーナーです。これまで長く住んでいても関心すら持たず過ごしてきた、この地域の良さや独自の文化などを紹介した本がたくさん並んでいます。せっかく図書館に来ているのだから、家でも読める本は後回しにして、これらの本を読んでみようと決め、興味をそそる何冊かを手に取りパラパラ

と斜め読みして、その中の1冊を席まで持っていき、その後の時間をこれを読んで過ごしました、知らないことばかりの地域の知識の一端を知ることができ、充実感を覚えました。地域における図書館の役割は、こういうところにもあるのだろうと思いながら、この日は家路についたものです。