団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

忘年会とONE TEAM

【最近の忘年会】

 今日は師走の第三金曜日、巷では先週に引き続き、忘年会のピークを迎えることでしょう。

 

 今夜も我が家の娘は帰ってこず、朝帰りをするのかな。

 

 ところで最近の忘年会のスタイルは、ちょっと変わってきているようです。

 

 会社への帰属意識や働き方が変化していることから、社員の負担感を減らすため、費用を会社が持ったり昼時に開催したり、いろいろ工夫しているようです。

 

 むかし私が現役だったころは、「飲みニケーションが大事」とばかりに忘年会に限らず、仕事が終わると残業をしている後輩を強引に引っ張りこみ、飲み会を開いていたものでした。

 

 若手社員の意識は様変わりしているようで、今そんなことをしたら「パワハラ」で訴えられ兼ねません😊。

 

 また忘年会の案内をするのも、「全員参加」などの強要するような表現は許されず、あくまで本人の意思での参加という形にしなければなりません。

 

 また若手に「芸を披露しろ」といった無理強いも敬遠されるようです。

 

 そしてセッティングをする幹事役の社員の負担も重く、幹事の仕事を引き受けるサービスなども登場しているといいます。

 

 せっかく忘年会を開いても、若手社員とベテランの会話が噛み合わず、世代別のコーナーを設けるといった会社もあると聞きます。

 

 ただ職場の忘年会や新年会に参加しようという人は増えているともいいます。

 

 リクルートライフスタイルの調査機関「ホットペッパーグルメ外食総研」の調査では、今シーズンに参加する機会がありそうな忘・新年会は「会社・仕事関係」が45%。「友人・知人関係」が36%で過去最高を更新したといいます。

 

 男性の30~50代は6割を超え、20代は男女とも5割前後です。

 

 ただ家庭を持つ女性の参加率は低く(30代・39%、40代・36%、50代・30%)、夜の宴会に参加しづらい人が多いようです。

 

 最近はそうした声を受けた形の宴会も出てきているのです。

 

 

【管理者に耳障りのよいフレーズ "ワンチーム"】

 今年はラグビーワールドカップ日本開催で盛り上がりました。

 

 そして日本チームの合言葉「ワンチーム(ONE TEAM)」が流行語大賞に選ばれました。

 

 結果を残した日本チームには相応しいフレーズですが、会社組織のなかでワンチームを作り上げるのは容易なことではありません。

 

 組織・職場を引っ張る経営者や管理者には都合の良いフレーズではありますが、忘年会の様子を覗き見ると、ワンチームを作り上げることの難しさを感じてしまいます😊。

 

 

「ポツンと一軒家」にみる「昔気質」の精神

【思いがけない高視聴率】

 TBS系列の「ポツンと一軒家」という番組が高い視聴率を維持し、好調です。

 

 最初はスポットの番組でしたが、好評だったことからレギュラー番組に格上げされ、日曜日のゴールデンタイムに放映され、NHKの「いだてん」をのみこんでしまった格好です。

 

「いだてん」の脚本を担当している宮藤官九郎さんは、深夜番組で「今年はあまり良い年ではなかった。はやく過ぎてほしい。」と嘆いていました😊。

 

 ま、それはともかくとして。

 

 この番組は、全国にあるポツンと一軒家を取材してまわり、そこに住む人達の生活ぶりやこれまでの歴史を紹介しています。

 

 最初からまわりに誰も住んでいない場所を選んで建てた一軒家もあれば、昔はまわりに何軒か住まいがあった集落だったのが、みんなそこを離れていったため、結果として一軒家になってしまったというケースもあります。

 

 いろいろな人間模様が繰り広げられますが、目立つのは「親や祖父母が築き上げた、自然に溶け込んだ住まいを守り続けながら生活を営んでいる」というパターンが多いことです。

 

 一昔前であれば「親か受け継いで家を守る」ということは当たり前でしたが、高度成長期以降、職を求めて、子供たちは都会に出て行ってしまい、残された両親が亡くなると空き家になって放置されるという家が、全国に数多く発生するようになりました。

 

 そんな中、あえて不便なふるさとの家に止まり、または都会から戻ってきて住んでいる人達の生き様が紹介されていきます。

 

 

【昔気質な生き方】

 この番組を見ながら、「昔気質(むかしかたぎ)」という言葉を思い浮かべました。

 

 新しいものよりも、伝統的な考え方・やり方を大切にする気質といった意味ですが、先祖や親を敬いつつ、律義にその地を守り続ける姿は、我が身に振り返って度々色々なことを考えさせられてしまいます。

 

 私は長い間実家を離れて生活をしていますが、時折実家を訪ねると何故か心が落ち着きます。

 

 番組のMC所ジョージ・林修のコンビは、軽いノリで驚いたり、感心したりはしますが、「なぜそこに住み続けるのか」といった突っ込んだテーマにまでは踏み込みません。

 

 それを見た視聴者の解釈に任せようということなのでしょう。

 

 この番組に登場する家を守り続ける人達が、度々「ここにいると落ち着く」という発言をします。

 

 生まれ育ったその地の自然、空気・水・風の臭いを身体で感じ取っての言葉であることは、田舎育ちの私にも分かるような気がします。

 

 自分の心を納得させる生き方を選んでいることなのか、などと思いながらこの番組を見ています。

 

 

 

消費を煽るのは、ほどほどにしてほしい😢

【特に欲しいものはないのです】

 消費税が上がって2か月以上が過ぎ、12月に入り年末商戦真っ只中です。

 

 この間に、キャッシュレス決済がお得だなどと乗せられて、まとまった額の買い物はキャッシュレス決済にしています。

 

 それまで利用もしなかった○○PAYなるものも、娘に教わりながら何度か使ってみました。

 

 たしかに現金を持たずに買い物ができるので、たしかに便利さは実感できました。

 

 しかし還元率が5%なのはまだしも、10%やなかには20%還元といったキャンペーンのCMが、これでもかと次々に流れるのを見ているうちに、だんだん白けた気分になってしまいます。

 

 私の場合は、食料品を除けば、ほとんど買いたいものはありません。

 

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【最小限の買い物で済ませたい】

 年末に入ったこともあり、通常月よりも必要な出費がかさむタイミングですが、キャンペーンにのせられて必要でもない買い物をしてしまうのではと、このところ身構えています。

 

 昔は12月になるとボーナス、年末調整による還付金などと年のうち一番懐が潤う月でしたし、クリスマス・お正月に備える買い物も、あれこれありましたから、いそいそと買い物に出かけたものでした。

 

 しかしもはや通常月と同じ収入で暮らす身としては、そうもしておられません。

 

 せいぜい年越しを迎えるための、最小限の買い物で済ませたいと思っています。

 

【過熱するクリスマス商戦に警鐘】

 

 日本だけでなく、欧米などの各国でもクリスマス商戦は過熱する一方のようです。

 

 そのように、世界各国でクリスマス商戦が過熱するなか、フランシスコ教皇は警鐘を鳴らしました。

 

 12月1日バチカンの日曜礼拝において、「モノのために暮らしても、決して満足することはない。欲望が膨らみ、それを得られなかった人は常に満たされず怒りを感じる」と消費主義を、信仰をむしばむウィルスだと批判しました。

 

 そして「消費主義では持っているモノで人生が決まってしまうと信じるようになってしまう」と。

 

 フランシスコ教皇は、過熱する年末商戦を戒めた形です。

 

 私などの意見はともかく、教皇の言葉には重みがあります😊。

 

 

人生100年時代は病気もできない😢

【窓口負担が1割から2割へ】

 国は団塊世代が75歳に差し掛かる2022年を目処に後期高齢者の窓口負担を現在の1割から2割に引き上げるつもりのようです。

 

 なんとか今期の通常国会では見送りになったようですが、来年にはさらに具体的な詰めの議論が起きるようです。

 

 消費税を上げたばかりのこの時期に、近い将来の窓口負担アップの検討に入らざるを得ないほど、医療費の増大への危機感が増しているようです。いよいよ健康でなければ長生きもできない時代になるのでしようか。

 

 【引上げ論議の背景】

 75歳以上の受診時の窓口負担を1割から2割に引き上げると、医療給付費を年間で約8千億円減らせると厚生労働省は試算しているようです。

 

 2018年の医療費は窓口負担を含め約43兆円で、そのうち約16兆円が75歳以上の医療費だといいますから、37%を超える比率です。

 

 75歳以上の1人あたりの年間医療費は今でもなんと91万円にのぼるそうです。

 

 これが団塊の世代が75歳以上になり始める2022年以降、医療費の増加が加速すると予測されており、国の借金が増えたり、現役世代の手取り収入を減らす保険料負担が重くなり過ぎたりしないように、窓口負担の原則1割から2割への引き上げはやむなしといった流れになりそうです。

 

 しかし75歳以上は収入が減るのに、年が嵩むごとに身体のあちこちに不調が生じてきます。

 

 それにより受診機会は増えてきますので、医療費の出費は増大しますから、ますます生活を圧迫しかねないとの指摘は根強くあります。

【私達の防衛策は】

 最近「フレイル」という言葉をよく聞く機会が増えました。

 

「虚弱」を意味する英語「frailty」が語源で、「健康」と「要介護」の間にある心身の調子が崩れた状態をいいます。

 

 65歳以上の1割が該当し、75歳以上で大きく増えるとされています。

 

 かたや人生100年といわれ、一方で医療費本人負担の増大の論議がなされている今、病気やフレイルになるのを避けるために、様々な健康情報をフル活用して、何とか健康な状態で後期高齢期を迎えたいものです。

 

SNSが文学の世界に影響を与えている

【「君の名は」の今と昔】

「君の名は」といったら2016年に大ヒットした新開誠監督の映画を誰もが思い起こします。

 

 しかし高齢の女性だとそうでないかもしれません。

 

 1952年に始まったラジオドラマ「君の名は」は、その後映画やテレビドラマ化され、大ヒットしました。

 

 特にテレビで放映されるようになると、その時間帯は、銭湯がガラガラになったなどと噂されました。

 

 当時幼かった私は、そのテレビドラマを熱心に食い入るように見ている母親を見ながら、ドラマの終わりに差し掛かると、主人公の二人が様々な障害により、逢瀬がかなわず、今日もすれ違いに終わるという展開で、次回に持ち越しになるのを、不思議な気持ちで母の横で見ていたのを、おぼろげな記憶ながら覚えています。

 

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【情報通信化が文学作品づくりに影響を与える】

 メロドラマというジャンルの文芸作品には、こういった「すれ違い」を繰り返しながら展開する作品が多くあります。

 

 ところが情報通信化がすすむ中で、「携帯は作家たちを悩ませている」と推理作家の夏樹静子さんがエッセーに書いています。

 

 人と人との連絡手段が便利になり過ぎて、とりわけ恋愛物で読者の胸を打たせる<すれちがい>のドラマが作りにくくなったといいます。

 

<さまざまな制約の下でこそ恋の情念はせつなく燃え上がるものだというのに>(『往ったり来たり』文芸春秋)

 

 夏樹さんがこの文章を書いたのは16年以上も前のことです。

 

 たしかにベテランの作家さんにとっては、すれちがいのドラマ展開の作品をつくるのは、難しい時代になったなと思います。

 

 携帯が普及し始めた時代から、スマホの時代になり、男と女の恋愛をめぐるコミュニケーション手段も大きく変わってきているようです。

 

 もっともこの話題については、恋愛をする対象からとっくに卒業した私にとっては、これ以上語ることはできませんが😊。

 

【懸念される新たな犯罪】

  話は変わりますが、最近気になるのは、SNSをたくみに利用し、家出願望の少女をおびき出す事件が相次いでいることです。

 

 SNSの普及により親の目の行き届かないところで、よくわからない相手と簡単にコミュニケーションがとれてしまう時代となって、女の子を持つ親はさぞかし大変だろうと思います。

 

 情報通信技術は今後もますます発展していくでしょうから、文学の世界や男女をめぐる新たな形態の犯罪などに、どんな影響を与えていくのか関心をもって見ていきたいと思います。

 

 

やはり私は痛みに弱い人間でした😢

【久々に格別の痛みを経験】

 この二週間ほど歯の痛みに苦しみました。

 

 以前から奥歯の根元が弱ってきていることは、歯医者さんから指摘されていました。

 

 その歯は長い間、固いものをかみ砕くのに、中心的役割を果たしてくれた歯です。

頼りにし過ぎて酷使しすぎた結果、ついに悲鳴をあげたようです。

 

 これほどまでに歯の痛みに苦しんだのは、30年ぶりです。

 

 やはり歯の痛みというのは格別のもので、ここのところ食事も十分にとれず、妻から外食の誘いを受けても断っていました。

 

 食事だけでなく、他の行動にも影響を与えていて、痛みが激しい時は、何をするのも億劫になってしまっていました。

 

 痛みが治まることを期待して、市販の痛み止めを飲みながら耐えていたのですが、治まりそうにもないので、かかりつけの歯医者に駆け込み、医者とも相談のうえ、ついに抜歯する決断をしました。

 

 昔の歯医者は、やたらと歯を抜きたがる医者が多かった気がしますが、昨今は治療技術も進展してきたこともあり、なるべく抜かずに治療をする歯医者さんが主流になってきたような気がします。

 

 もっとも抜いてしまって、最近注目されているインプラントを勧められたりもしますが、あまりに高額なので、私のような貧乏人には手が出ません。

 

 久しぶりに痛みに耐える生活をしたのですが、私のこれまでの人生の中で、若い時に患った腎臓結石に次ぐ辛い痛みでした。

 

 【痛みに強いのは男か女か?】

「痛みには女性の方が強い」と以前に聞いたことがあります。

 

 痛みにすぐまいってしまう私などは別として、我慢強い男性もいるはずなのですが…。

 

 出産の痛みに耐えるため、女性は痛みに強いというのが主な理由とされているようなのですが、本当なのでしょうか。

 

 ネット検索してみたところ、プレジデントfamily2013年5月号「ディスカバリーチャンネルの人気番組「怪しい伝説」が、その定説に挑戦した。」という記事を見つけました。

 

 いくつかの実験方法を検討した結果、最終的に選ばれたのは、氷水を使う方法です。

 

 ほぼ0度のたっぷりの氷水に、指を広げた状態で片手を入れると、冷たさが次第に痛みに変わってきます。

 手を氷水に入れた時点でストップウオッチをスタートさせ、耐えきれなくなって手を氷水から出したら計測終了。ただし安全のため、計測は最大3分で打ち切ることにし、万一に備えて医療スタッフも待機させました。

 

 痛みの実験結果によると、「自然分娩を経験した女性の平均耐久時間は、男性平均の1.5倍にあたる124秒。だが、出産経験のない女性の平均は73.8秒と、男性平均より短かった。


 このデータは、痛みに強いのは女性一般ではなく、もっぱら「母」であるという可能性を示唆している。「もう3分たったの?」と、涼しい顔で実験に耐えた女性被験者は言う。「麻酔なしで3人の子を産んだわ。10段階でいえば10の痛さね」との弁。さすがですね😊。


 ちなみに、番組スタッフによる別の実験では、放送できないような下品な罵声を口にしながらだと、耐久時間が約3割も延びた。強き母に対抗するには、この手しかない?」との追記もありました。


 一方、「痛みにまつわるコミュニケーション、男女でどう違いがあるかを専門家が解説」という記事をみると、順天堂大学の井関雅子教授は「女性の方が痛みに強いは誤り」だといいます。


 性差による痛みの感じ方のメカニズムの違いはあるものの、実際には痛みが発生したときに、女性はあれこれと自己対処をするのですが、男性は痛みを我慢してしまう傾向にあるのだそうです。

 

「痛みに強いのは、男か女か?」の結論はよく分かりませんでしたが、私が痛みに弱い人間であることは間違いないようです😢。


 辛い痛みはもう当分経験したくありませんので、身体のケアに力を入れていこうと思っています😊。

 

「中心(真ん中)」の魅力って何?

「中心」を広辞苑でひくと、➀まんなか。㋑周囲や両端から等距離にあるような点とそのまわりの部分(㋺以下省略)、②すべてがそこに集まり、そこから出るというような働きをするところ。その位置。③心の中。心の底。㋑内心、胸のうち(㋺省略)。とあります。

 

 ふと、中心の魅力って何だろうと思い辞書を引いてみたのです😊。

【まんなかを主張する地域】

 日本列島と数々の島々から成り立っている日本ですが、その「まんなか(中心)」を主張する自治体が数多く存在しているといいます。

 

 2019年1月6日放送の情報番組「噂の!東京マガジン」(TBS系)では「日本の『真ん中』はどこだ?PR大合戦」と題してこの話題を取り上げました。

 

 この番組の調べによると、全国で30か所も「日本の真ん中」を主張しているのだそうです。

 

 同じ都道府県に密集しているところもあり、最も多い長野県は4つの市町が名乗りをあげています。

 

 ほかにも東京からは日本橋、永田町、麻布台と23区内だけでも3か所が主張しており、北は青森県東北町、西は徳島県東みよし町も立候補しており幅もあります。

 

 どの場所にも理由があり、青森県東北町は「日本中心」の碑が出土、徳島県東みよし町はゼロポイントがあることから名乗っています。

 

 東京の3か所は日本橋が五街道の基点、永田町が政治の中心、麻布台が日本経緯度原点の存在を挙げています。

 

 こうした「真ん中」乱立の背景には人口減少があるようで、辰野町の武居町長は「何とか人口の減っていく速度を抑えたい」とし、そのPRに使いたいといいます。

 

 渋川市もやはり人口減少が背景にあり、市役所の職員は観光客の誘致や移住者の定住につなげたいと話しています。

 

 PRするにも何か起爆剤が欲しい、それ故に「日本の真ん中」は町にとって大きな存在になるということのようです。

 

 しかしこれに関しては、ツイッターなどに厳しいコメントがのっています。


「日本の中心だからって『そこに超住みてー!』とはならないです。」「どこが『日本の真ん中』かで盛り上がっているのは当事者だけなのよ…残念だけど」「『日本の中心』で観光客を呼べると思っているその感覚から改革しないとだめじゃないかな…」

 

私も同感です😢

 

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【誇りをもってオンリーワンを目指す】

 ヨーロッパでは19世紀の植民地獲得競争の時代から、日本を含む東アジアの地を「FAR EAST(極東)」と呼んでいました。はるか離れた東の地域なのです。

 

 しかし、日本は「日出る国(日が昇ってくる国)」と自らを呼びました。これは聖徳太子が小野妹子を隋に派遣したときの書簡の中にあったのが初めてとされる言葉です。

 

 日出ずる国(東の日本)から日沈む国(西の隋)に書簡を送りますと、手紙の頭にあった言葉です。

 

 これを見せられた煬帝は大変怒ったようですが、まぁそれはともかくとして、中華秩序から脱するときに自称したもので、自らの誇りを表した言葉でもあったのかなと思っています。

 

 いずれにしても、日本も日本国内の各地域も中心であることを追い求めるのではなく、「NO.1ではなくオンリーワン」を目指して、誇りをもって自らのオンリーワンを研ぎ澄ませていくべきなのでしょうか😊。