団塊おんじ 人生100年時代を行く!

長く生きるかではなく、どう生きるかの試行錯誤録

お茶碗1杯のご飯はコメ何粒?

【今まで考えたこともなかった質問】

  関東平野は日本一の広さです。茨城の海沿いの高速を走っていると、季節柄あちこちで田圃に水がはられ、田植えの準備が進んでいます。

 

 ツアーガイドさんに「ご飯お茶碗1杯で米粒何粒くらいあるでしょうか?」と聞かれました。

 

  今までそんなこと考えたこともなかったので、新鮮な質問でした。ご飯の盛り方で前後しますが、150グラムとして答えは約3200粒だそうです。

 

稲の本数にすると40本、意外にたくさんの稲の数なので驚きました。

 

 米の消費が減り、コメ余りが言われている昨今ですが、ご飯になるのに稲がこんなに必要なのだと感慨深い思いがしました。

 

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 【日本人の主食・ごはん】

   消費が減ったとはいえ食生活の中で、ご飯が主食の座にいることは変わりがありません。

 実家の両親をみても秋になると玄米を1年分買い付けています。「米さえあれば」という考えは未だに変わりません。

 

  昨今はダイエットの為に炭水化物を取らないという人もいるようですが、私も朝食はご飯という食生活は変わりませんし、今後も変えることはないでしょう。

 

  車窓から田んぼに出て、せっせと田植えの準備に勤しんでいる人達を見ながら、声援を送りたくなりました。

 

 令和の御世が始まった日に、皇室でも天皇自らが稲の苗のお手植えや、秋の稲刈りの行事を続けていくのだろうと日本人と米との繋がりを改めて認識した次第です。

 

 そして何年か後に、紙幣は新デザインに一新されるらしいですが、神社のお賽銭にも重宝されている黄銅貨幣の5円(ご縁)玉に描かれている農業を意味する「稲穂」は今後も使い続けられることになります😊。

 

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全身全霊で打ち込むということ

【全身全霊で使命を全うする重さ】

   平成時代の最後の1日になりました。

 

 第125代・明仁天皇が今日を持って退位されます。

 

 天皇は周囲に我々が知る数年前から80歳までは何とか全身全霊で使命を全うしたいと思うが、それからは自信がないので譲位したいと周囲に語っていたようです。

 

 我が身に振り返って、これまでの人生の中で、全身全霊で打ち込んだことがあったかどうか振り返ってみたのですが、わずかの間熱く燃えて、ことに打ち込んだことはあったものの、ほぼ一生涯を通じて「全身全霊でことにあたる」などといった経験はあろうはずがありません。

【敗戦の体験】

 多くの日本人の命を奪い、敗戦を迎えた時、9歳だった明仁天皇はどんな思いで、その事実を受け止めたのでしょう。


 敗戦の責を追う父・昭和天皇を傍で見続けてきた重い体験が、今日まで全身全霊で国民の象徴としての役目を全うすることができた原点だったのではないかと思います。

 

 生まれてきてからプリンス~エンペラーという道しか選べなかった宿命は、我々一般の国民には想像しえない人生だったと推測します。

 

 31年という長い期間、全身全霊で使命を全うし、戦争の犠牲者への慰霊をし続けた行動は、戦争を知らない我々世代にも「戦争の記憶を風化させてはならない」というメッセージを送り続けてきたのです。

 

 そして民間から初の皇室入りをした、美智子皇后の献身的に明仁天皇を支え続けてきた存在は、実に大きなものがあったと思います。

 

【新しい時代】

  皇室メンバーの言動を見ていても、皇室は新たな時代を迎えることを想起させます。

 

 某大手新聞社の世論調査では、令和の時代が「よい方向に」むかうと回答した人が58%でした。

 

 特に18~29歳の層が約8割と高かったようです。

 

 皇室も若いメンバーで令和の時代を作り上げていくことでしょう😊。

 

 

 

長期休暇に戸惑っています😢

【休暇の過ごし方をどうしよう?】

いよいよ長期休暇に入ります。

 

イベント盛りだくさんで休暇を迎える人は、楽しみでワクワクしていることでしょう。

 

私の場合はあまり予定がないので、高揚感などは全くありません。むしろどうやって過ごせばよいのか、戸惑っています。

 

休暇を楽しんで過ごすことの下手な自分に呆れ返ったりもしています😊。

 

テレビをつけると各地の高速道路が渋滞している様子を報道しています。

 

 

【休暇の過ごし方にもお国柄が】

  昔パリ在住の知人に、パリっ子は夏の一か月に及ぶバカンスを取る為に直前のひと月ほどは、猛烈に働くのだと聞いたことがあります。

 

  働く時間と休暇のオンオフのメリハリの効いた時間の使い方をした方が、休暇をこよなく楽しめるのかもしれません。

 

 またイギリスの知人に以前に聞いたことですが、郊外に先祖から譲り受けた別荘を保有している人は少なくなく、彼らは休日になると「パンとチーズ」のみを持って別荘に行き、静かな時間を過ごすといいます。

【先立つものとの相談】

  某外資系玩具メーカーの調査では、6歳以下の子供がいる男女500人に「ゴールデンウイークに家族で遠方に旅行にするか」聞いたところ、「する」との回答が31.2%、「しない・わからない」が68.8%と約7割が遠方への旅行をしないと答えています。

 

 背景には高額な旅費への不満があるようです。

 

 遠方に行かずとも近場で楽しみを見つけようとしているとも言えます。

 

 行楽地はどこに行っても混んでいますから、近場で静かに過ごせる穴場の場所を見つけようとしている人もいるようです。

 

 色々な地域を訪れ、地方の活性化に貢献したいのは山々ですが、先立つものとの相談になってしまいます。

 

 我が家では1日だけ日帰りツアーを予定していて、ささやかですが訪れる地域の活性化に貢献しようと予定しています😊。

 

 

 

 

 

後発国ほど進化スピードが速い!?

【驚異的なキャッシュレス化の波】

  アフリカのケニアのキャッシュレス決済額の総額が、国のGDPの総額の半分を超えると聞いて驚きました。

 

 スマートフォンの普及率が人口の85%に達し、人口の70%が電子マネーを利用しているといいます。

 

 もはや国民の消費活動は、スマホ無しでは成り立たない状況です。キャッシュレス化の波はそこまできたかと考えさせられてしまいます。

 

 貧困層の割合が多いケニアでは、銀行口座を持てないという人が多くいます。

 

 それだけ現金での決済が難しいということになり、キャッシュレス決済の便利さが際立つことになります。

 

 キャッシュレス決済の方法は、「M-PESA]というもので、スマホはもちろんフィーチャーフォンなどでも使えるという気軽さがあります。


  固定電話を持っている人は少ないものの、スマホや携帯電話を持っている人は多いので、簡単にスマホ画面を使ったキャッシュレス決済ができるようになったというのも理由となっています。


 また、多額の現金を持ち歩くのが治安上危ないということもあって、自分を守るためにもキャッシュレス決済の方が安全だという意識も関係しています。


  スマホでの決済にすれば、スマホのパスワードが分からないと利用できませんし、盗難などに遭ってもすぐにスマホ自体をロックすれば使えなくなりますので、現金を持ち歩いて取られてしまうよりもよっぽど安全なのです😊。

 

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【一足飛びの変貌】

 昔、ベトナム戦争が終結し、南北ベトナムが統一されて、これから発展を目指そうとしていた頃に、通信インフラ整備は、先進国がかけた投資額より格段に安く済むだろうと話題になったことがあります。

 

 なぜなら、固定電話のケーブルを張り巡らせるのではなく、携帯電話の電波発信の基地を各地に作ることで、安いコストで通信環境を整備できるからです。

 

 先進国のように技術革新に合わせて、それまで使っていた手段をやめ、撤収するコストとあわせて新技術への投資をするというムダも省けるのです。

 

【同じ轍を踏むな】

 元ソニーCEOの出井伸之氏はこう振り返っています。

 

「国内の電機メーカーにとって平成は苦難の30年でした。日本はITの重要性に気が付いていなかった。アナログからデジタルへ急速に変化する中で、旧来のものづくりから抜け出せなかった。」

 

「新時代は、AIやブロックチェーンなどの新しい技術が求められる中で、ベンチャー(新興企業)がどんどん生まれるはずで、ベンチャーを育てる環境を整えたい。その中で大企業も変革しなければ生き残れないだろう。」

 

 キャッシュレス決済の浸透により、以前より投資リスクが軽減されるようになったことで、ケニアには日本からもベンチャー企業が進出を始めているようです😊。

 

 

人に認められたい、世間に認められたい

【認められたという欲求】

  外食店の現場で食品にいたずらをして、動画をSNSに投稿する騒ぎが相次ぎました。

 

 世間から非難を浴びる行為ですし、理解に苦しむ所業です。しかし行為の背景に「認められたい」という欲求があると言われると、合点が行く気もします。

 

  この「認められたい」を心理学では「承認欲求」と言います。

 

 承認欲求とは「自分が価値のある存在だと認めたい」欲求です。

 

他者からほめられれば気分がいいし、頑張って結果がでれば自信にもなります。これは承認欲求のプラスの面です。

 

しかし認められない時には、認められている人を羨んだり嫉妬したりという気持ちになる場合があります。また意地や面子といった屈折した形で現れ、認められようとする時には他人に迷惑かけることもあるのです。

  

 

 【政財界を揺るがした大事件】

  最近でも企業の不祥事が相次いでいますが、平成のはじめに起きたリクルート事件は、政財界を巻き込み、時の政権をも転覆させた一大スキャンダルでした。

 

リクルート創業者の江副浩正氏が中心となり、政財界の要人達に、未公開株の不正譲渡や献金を行なったことが発覚、竹下総理も辞任に追い込まれたのです。

 

この江副氏が起こしたリクルート社は、それまでのビジネスモデルにはない「情報を売る」という事業で急成長します。

 

その経営者としての発想は、ソフトバンクの孫正義氏をして「尊敬に値する」と言わしめています。

 

  産業界に存在感を増す中で、ある時、財界の総本山・経団連の会長から「君たちのやっていることは虚業だ!」と言われます。

 

  当時は財界の中枢は、重厚長大産業のトップが牛耳っていて、彼らの目からはリクルート社の事業は「いかがわしい」ものと映っていたのでしょう。

 

  何とか自分達の行なっている事業の地位向上を図りたいという欲求が、歪んだ形であの事件へと繋がっていきました。

 

 当時の江副氏達の行為は、「世間に認められたい」から「認めさせたい」という強引で歪んだ形へと変化してしまったのです。

 

 今にして思えば、江副氏達がこんな行動に出なくても、日本の産業構造は重厚長大の二次産業から、情報・サービスを含めた三次産業へと移っていきましたから、彼らの画期的な新たな事業は世間から自然に認められたのです。

 

 現にリクルート社は江副氏亡き後も、大勢の優秀な人材を輩出する情報サービス産業界の雄として、確固たる地位を築いています。

 

将来への不安

【将来が不安だから貯蓄する】

令和の御代がまもなくやってきます。

 

新しい時代となり希望に満ちた世がやって来るような気分になっているのですが、これは単に大型連休が近づいて、それが楽しみなだけなのでしょうか😊。

 

日本の貯蓄率が高いのは将来への不安が主な理由だと言われています。

 

北欧の福祉国家では、高い租税率でも福祉制度が盤石だから日本人ほど将来への不安は感じていないといいます。

 

 年金や健康などの問題は、メインの不安要素であることは想像がつきます。

 

 

【超未婚社会】

 先日NHK放送の「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」では、超未婚社会をテーマに取り上げていました。

 

 いま日本では男性の4人に1人、女性の7人に1人が生涯独身という“超未婚社会”になっています。

 

 少子化の原因とも言われるこの状況をどう変えるのか、議論が交わされていました。

 

 番組の中で紹介されたビックデータの解析の結果で興味深かったのは、持病を持っていたり、健康を害している人の方が、健康な人より「結婚願望」が強いという結果です。

 

 その理由については、様々に議論されていましたが、私見を言えば、やはり将来一人でいることが不安であり、支え合える人の存在を求めるということなのかなと思います。

 

 阪神淡路大震災、東日本大震災をはじめ、相次いで起きる災害の後に、家族の絆が再認識されたように。

 

 また「結婚すると寿命が伸びる」という調査結果も紹介されていました。

 

 いま話題になっている「働き方改革」ですが、「自分の仕事が終われば、即退社」というファクターも結婚につながるという結果です。

【希望を持つこと】

 不安を和らげるためにできることは、結婚以外にも色々あるのでしょう。

 

 どんな手を使っても不安要素をすべて取り除くことができないのであれば、大事なことは希望を持つことだと思います。

 

 希望を持って事にかかれば、多少の不安は乗り越えられるはずだからです。

 

 これからも大きな災害が日本列島に度々襲いかかってくるでしょうが、助け合いながら、希望を失わない国を作っていかなければ、なりませんね😊。

 

 

冬虫夏草酒が出てきました😊

   忘れていた冬虫夏草(とうちゅうかそう)を焼酎に漬けた瓶が出てきました。

 

 20年以上も前に、知人からもらった冬虫夏草を漬けてみたものです。

 

 妻が台所の収納庫を整理していて発見し、「これどうするの?」と私のところに運んできました。

 

 見ると琥珀色のいい色になっていますが、冬虫夏草は下に沈んで形が崩れかけています。

 

 もう焼酎に仕込んでから20年を優に超え、25年近くの月日が経っています。

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【制癌作用があると注目された】

  冬虫夏草は中国で古くから採取・乾燥させ、漢方の生薬として、また中華料理の薬膳食材として珍重されてきました。

 

 滋養強壮や制癌作用があると、日本でも話題になり一時大注目されました。

 

 制癌作用があることを明らかにしたのは、日本人の研究グループでした。

 

 1977年に日本医学会東北支部大会で、東北薬科大学癌研究所・佐々木健一教授、石川正明先生と矢萩信夫・禮美子先生らの共同研究である『ハチタケの人工培養とその抗腫瘍性について』を発表しました。

 

 これにより冬虫夏草に抗腫瘍性(がんに効果)がある事を世界で初めて明らかにしたのです。

【ひょんなことから入手する】

   注目されたからといって、貴重なものですから私のような貧乏人には手が届くものではありませんでした😊。

 

 ところが中国を訪れ帰ってきた知人から、おみやげとして貰う幸運に恵まれたのです。

 

 貰った時には、これをどうしたものかと戸惑いましたが、果実酒と同じように焼酎漬けにしてみることにしたのです。

 

 以前、仕事で訪れた蓼科高原のロッジで、管理人の方が山で採れた木の実や果実を何種類も焼酎に漬けていて、それらを試飲させてもらい、その作り方を伝授されたのがきっかけで、一時果実酒作りに凝ったことがあったからです。

 

 もらった冬虫夏草を一本一本ほぐして、焼酎に漬けこみました。

【そして記憶の彼方に】

   漬け終わって収納スペースの奥にしまうと一安心、それっきり忙しさにかまけて、漬けたことも忘れてしまい長い歳月が過ぎてしまいました。

 

 昨夜、恐る恐る上澄みの方を掬って飲んでみました。

 

 冬虫夏草酒を少し飲んでから寝たせいか、いつもより熟睡できて今朝はスッキリとした目覚めで、現在快調です😊(あくまで個人の感想です)。

 

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